2011年8月11日木曜日

首都圏土壌調査結果


「今、福島には来ない方がいい…」



キャンプ最終日。東京の子どもが仲良くなった福島の子どもに「今度は私が福島に会いにくね!」と言いいました。すると相手の子は突然真顔になり「今、福島には来ない方がいい…」と答えたのです。こんなことあっていいの?来てはいけないと言ったその場に子ども達は知っていて帰って行ったのです。
8月9日

s_kiyoe 季世恵 ツイート
http://twitter.com/#!/s_kiyoe
http://twitter.com/blin_6/status/101199028829696000

2011年8月8日月曜日

都内の幼稚園や保育園に「異変」はおきていないでしょうか。

Unknown (吉祥寺在住)
2011-08-06 16:41:22

東京都武蔵野市に住んでいます。
震災からずっと気になっていた事を書きます。
まず、3月14日息子当時2歳、そして同い年の男児数人が嘔吐・下痢症状が出ました。
いずれも診断は風邪と。診察を受ける為3月15日に出かけた事を悔やんでいます。
そして3月16日福島県田村郡三春町より姑が中通り地区から東北自動車道を通って家に避難してきました。
当時私は妊娠7か月(経過は順調でした)妊娠中という事もあり花粉等に敏感でしたが、原発事故後は夜中に呼吸困難んになる程鼻粘膜が敏感になっていました。
姑が部屋にはいった途端10分程くしゃみが止まりませんでした。
そして、くしゃみが止まって安心したのも束の間、激しい嘔吐に襲われかなり嘔吐しました(妊娠中つわりもなかったので初めての嘔吐です)翌日健診に行って切迫早産と診断されました。
2人目なので上の子供の世話もあり切迫早産はありがちなのですが、2週間前の健診時より子宮底が4�も下がっていた事が恐ろしかったです。安静を保ち何とか無事に出産を終えましたが、結局避難する事が出来ませんでした。
それどころか、姑が福島の自宅から服や下着等を取り寄せてしまい、その都度酷いアレルギー反応を繰り返しました。そして、2歳の息子は3月22日、まだまだ放射性物質がたくさん降り注いでいる最中に保育園に預けざるを得ない状況になってしまいました。
お天気の日は毎日園庭で砂遊びをして帰りました。絶対安静だったので部屋の水拭きも出来ずに被爆しまくった事でしょう。
3月4月は2回、その後も月に1回は鼻血を出し。5月は原因不明の発熱39℃(炎症反応なし)7月も発熱(その後湿疹が出たのでウィルス感染の可能性の方が大きいですが)いつも通り元気なのですが、鼻血がよく出るのでその点は気になります。白血球は正常でした。
私と生まれた赤ちゃんは免疫力が落ちているのか、最近発熱→手足口病にかかりました。大人と生後2カ月で感染するなんて免疫力が落ちているんでしょうね。
とにかく、3月に姑が来た時の体の変化が衝撃的でした。あの時胎児だった二男にこの後異常が現れたらと思うと恐ろしいです。
もちろん長男も・・・。主人はそんな事あるわけないだろう、と一蹴しますが。



放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/fa25dff6a6a61bbc4f22770d7d8bbbe6

都内の幼稚園や保育園に「異変」はおきていないでしょうか。

杉並区保育園について (杉並区在住二児のママです。)
2011-08-07 08:26:31
ごぶさたしてます。保育園の件わかる範囲でかきこみます。
私の娘は震災後、できるだけ(3月、7月と2週間程度関西にいました)西に避難するようにし、飲み物はつい最近まで水筒を持たす、食材に気を付ける、ゼオライトを使うなどしています。
震災後3回発熱し、ぜんそくの持病がひどくなった時期がありました。三歳です。
三歳児クラスでは、感染症がひどく流行っていますが、他のクラスよりは大分ましと担任の先生がおっしゃいました。
他のクラスはもっと体調不良が多く、原因はわからないよう。風邪かな?とおっしゃっていました。
一方で手足口病やヘルパンギーナといった今時流行する感染症が流行っているのも事実です。
喉の痛みはわからないですが、クラスで三人鼻血がでたーと娘が言ってました。
保育園ではないですが、近くの小学校が一時学級閉鎖しかけたとクラスのママでお兄ちゃんがいる方に聞きました。
インフル流行期でもないのに、異例だと言ってました。原因の詳細は聞けずでしたが、体調不良と聞きました。

また、下の娘が七ヶ月で、育児休暇中ですが、たまたまおねぇちゃんの三歳クラスに、0才の妹、弟がいる人が複数名います。
保育園に何名か通っていますが、必ず誰かもしくは、複数名発熱しています。
うちの娘は母乳と離乳食で、保育園にはまだ通っておりません。
母乳はわかりませんが、離乳食は安全な食材と水を使うようにしています。
私の娘は全く体調をくずしておらず、体重増加も良好ですが、周りの0才の子よりどんどん大きくなっていきます。
周りの赤ちゃんが体重が増えてないんです。0才でです。これは減少と同じくらい、いやもっと怖いですよ。私が知っている赤ちゃんは10名くらい?関東に住んでいる赤ちゃんは全員横ばいか、減少してます。
保育園では飲食すべて水道水、食材も国の規準を満たし、市場に出回っているものは使うとのことで、0才の子どもには影響があると感じています。
尚、私が知っている赤ちゃんで保育園に通っていない神奈川在住の方は3ヶ月前から体重が増えないと言ってました。9か月のお子さんです。

放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/fa25dff6a6a61bbc4f22770d7d8bbbe6

2011年7月9日土曜日

「お墓にひなんします」 南相馬の93歳自殺

「老人は(避難の)あしでまといになる」

福島県南相馬市の緊急時避難準備区域に住む93歳の女性が6月下旬、こう書き残し、自宅で自ら命を絶った。東京電力福島第1原発事故のために一時は家族や故郷と離れて暮らすことになり、原発事故の収束を悲観したすえのことだった。



◇女性が家族に宛てた遺書の全文
(原文のまま。人名は伏せています)

 このたび3月11日のじしんとつなみでたいへんなのに 原発事故でちかくの人達がひなんめいれいで 3月18日家のかぞくも群馬の方につれてゆかれました 私は相馬市の娘○○(名前)いるので3月17日にひなんさせられました たいちょうくずし入院させられてけんこうになり2ケ月位せわになり 5月3日家に帰った ひとりで一ケ月位いた 毎日テレビで原発のニュースみてるといつよくなるかわからないやうだ またひなんするやうになったら老人はあしでまといになるから 家の家ぞくは6月6日に帰ってきましたので私も安心しました 毎日原発のことばかりでいきたここちしません こうするよりしかたありません さようなら 私はお墓にひなんします ごめんなさい


毎日新聞
http://mainichi.jp/select/today/news/20110709k0000m040149000c.html

2011年7月5日火曜日

千葉県勝浦産荒茶から2300ベクレル/kgの放射性セシウムが検出

千葉県は1日、勝浦市で収穫された茶葉の荒茶から、国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える2300ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県は生産者に出荷自粛を要請した。

 県農林水産部によると、セシウムが検出されたのは5月15〜18日に同市で摘まれた一番茶の生茶葉を乾燥させた荒茶。政府が6月27日に放射性物質の新たな検査体制のルールをつくったのを受け、県が同29〜30日に県内4カ所で実施した検査で判明した。鎌ケ谷市のニンジン、匝瑳市のネギ、館山市のダイコンは不検出だった。

 勝浦市内の茶葉生産者は1業者のみで、2ヘクタールの畑で約400キロの荒茶を生産。検査結果が出るまで出荷を見送っていたため、市場には出回っていないという。


千葉日報ウェブ
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/society_kiji.php?i=nesp1309569641

7月2日東京都水道水よりセシウム検出



東京都健康安全研究センター(東京都新宿区百人町)
http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/w-past_data.html

栃木県那須町で1キロ当たり300ベクレルの放射性セシウムが検出された

栃木県は4日、牧草の放射性物質の追加調査の結果、那須町で1キロ当たり300ベクレルの基準値を上回る放射性セシウムが3カ所中2カ所で検出されたと発表した。

MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/region/news/110705/tcg11070502130001-n1.htm

「がん」だけではない放射線被曝のリスク

日本の原爆被爆生存者と一般住民の罹病率と比較(%)



放射線被曝のリスクは、がんだけではありません。
ごく一般的な病気の発生率が増加することが示されています。

1985年から90年にかけて,1232人の原爆被爆者を調べた結果です。
「腰痛は3.6倍,高血圧は1.7倍,目の病気は5倍,神経痛と筋肉リウマチは4.7倍に増えており,胃痛・胃炎などでも同じ傾向です」

上記以外にも、原爆被爆者、原発労働者、劣化ウラン弾被害者、劣化ウラン弾を使用した米軍兵士などが発病したといわれている「ぶらぶら病」があります。「体力、抵抗力が弱る」「疲れやすい」「身体がだるい」「根気がない」などを訴え、人並みに働くことが困難となります。

http://kingo999.web.fc2.com/instant/ganigai.html

2011年7月1日金曜日

東京板橋区3小学校で、体験学習の茶からセシウム2700ベクレル/kg

板橋区によると、検出された製茶は、区立小学校3校の4、5年生約300人が5月9日に摘んだ生茶葉を加工した。
東京都板橋区は30日、区内の茶畑で小学生が体験学習で摘んだ生茶葉を加工した製茶から、1キロ当たり2700ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011063000799

放射能汚泥 関東3万トン 東京新聞


福島第一原発事故の後、各地の上下水処理施設などで汚泥や焼却灰から放射性物質が検出されている問題で、自治体の処理が滞っている汚泥や焼却灰が関東地方の一都六県で少なくとも三万トン余にのぼることが、本紙(東京新聞)のまとめで分かった。政府は六月に埋め立てなどの基準を示したが、業者らから引き取りを拒否されるなど、一時保管中の施設の保管スペースは限界に迫っている。

一都六県で最も多かったのは埼玉県で計一万三千七百トン。次いで茨城県が計六千トン、神奈川県が計五千二百三十トン、千葉県が計四千トンと続く。浄水発生土や脱水汚泥が約二万四千七百トンと八割を占め、焼却灰は計約六千三百トンだった。

焼却灰が最も多いのは神奈川県で、計二千二百六十トンと全体の約36%を占める。このうち横浜市は七百三十九トンにのぼり、市の担当者は「これまでは引き取ってくれたセメント業者が引き取ってくれず、汚泥資源化センターで保管している」

東京新聞http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011070190071537.html

学校疎開求め仮処分申請 福島・郡山 小中7校の児童や保護者

放射線量が毎時一・三マイクロシーベルト前後と高い福島県郡山市。小中学校で学び続けると、被ばく線量は確実に年間一ミリシーベルトを超え「健康被害を起こす可能性もある」として、児童・生徒の親たちが学校ごと集団疎開するよう福島地裁郡山支部に申し立てた。子どもを守るためには、校庭や通学路の除染だけでは不十分で、安全な場所で義務教育を受けさせたいとの願いは切実だ。疎開へのハードルを考えた。
東京新聞http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011070102000052.html

2011年6月29日水曜日

5月7日、土佐湾沖で捕れたカツオから、1キロあたり1ベクレルの放射性物質を検出。

6月にも0・57ベクレルと平均よりもやや高い値を記録した。

水産庁によると、カツオからは福島沖で5・5ベクレルの放射性物質が検出された。
産経ニュースhttp://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110628/dst11062817480016-n1.htm

つなぎ目が途中で抜け、ヨウ素が1ミリリットルあたり1000ベクレル前後含まれており、海への放出が許される濃度限度の2万5千倍に相当する。セシウムについても限度の200倍を超えている。

東京電力は27日午後、汚染水から浄化システムで放射性物質を除去し、原子炉の冷却水に再利用する循環式冷却を始めたと発表した。しかし、約1時間半後に原子炉に水を送るホースが途中で抜けているのが見つかり停止。

流出した水は浄化済みとはいえ、放射性物質はある程度残っている。ヨウ素が1ミリリットルあたり1000ベクレル前後含まれており、海への放出が許される濃度限度の2万5千倍に相当する。セシウムについても限度の200倍を超えている。
中日新聞http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011062890012145.html

2011年6月25日土曜日

原発事故から先月初旬までのおよそ2か月間の積算で、最も多い人で3.2ミリシーベルトの内部被ばくをしたとみられる 福島県飯舘村と川俣町の住民

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110624/k10013730971000.html

福島県飯舘村と川俣町山木屋地区で住民計15人の尿を検査したところ、全員から放射性セシウムが検出された

広島大原爆放射線医科学研究所(原医研)元所長の鎌田七男医師ら5人の専門家チームが、福島県飯舘村と川俣町山木屋地区で住民計15人の尿を検査したところ、全員から放射性セシウムが検出された。


調査対象は4歳から77歳までで、飯舘村が10人、川俣町山木屋地区が5人。事故から55日後の5月5日と5月末ごろに計2回採尿し、広島大大学院工学研究院の静間清教授が100ミリリットル当たりの放射性物質量を測定した。

 2回とも全員からセシウムを検出。しかしごく微量で、今後50年間、放射線を出したとしても計0・1ミリシーベルト以下に収まる量という。ヨウ素は最初の検査で6人から検出。最も高い人は3・2ミリシーベルトだった。ただ2回目の検査で出た人はいなかった。尿などで排出されたとみられる。

 鎌田医師と、わたり病院(福島市)の斎藤紀医師は「ヨウ素が検出されなかった人がいるため、呼吸ではなく、汚染された野菜やキノコを食べたのが原因ではないか。いずれもその後出荷制限されており、総じて心配はない」と結論づけた。

中国新聞
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201106240073.html

2011年6月22日水曜日

「3月15日福島市に雪が降りました」

地震が起きたあと、電気と水道が止まりました。

地区によりいろいろであったようですが、多くのところでインフラが停止しました。

電気が止まっているので情報源はラジオと新聞。

ワンセグケータイならTVも見れました。

何一つ、メディアは、福一が危険であること、避難が必要であること、伝えてはくれませんでした。

もちろん、国も行政も。

真実を語っていたのはネットの世界のみ。

ネットから情報を得ていたもののみが、危険を察知していました。

しかし、当時はそれだって正しい情報とそうでない情報を判断できるレベルではありませんでした。

今現在のような知識など全く持ち合わせていませんでした。

そして3月15日福島市に雪が降りました。

とてつもなく濃厚な放射性物質を含んだ雪が、29万人の人間が住んでいる街に降り注ぎました。

そのとき多くの人々は何をしていたでしょう。

・・・・断水による、給水所からの水の確保をしていました。

地下水が出るお宅があちこちにあり、みなさん近所の方へ開放していました。

少しでも水を確保したく、家族総出で給水所に並びました。

18リットルのポリタンクや2リットルペットボトル、箱にポリ袋を入れてくる方もいました。

そうやって1人5分から10分の給水時間。

10人並んでいただけでも1時間は覚悟しなければなりませんでした。

小さい子供も家に一人置いてくるわけにもいかず、子供の手を引いて給水に並んでいるお母さん達の姿もあちこちで見られました。

みんな、ここ1週間ぐらいの辛抱だと、助け合い、笑顔で秩序を守って過ごしました。

そしてみんな、被曝しました。

両手は水を持つためにふさがっています。

傘をさす余裕はありません。

なにより、雨と違い、ずぶ濡れにはなりませんし、いつもそうやって雪の時は過ごしていました。

長時間並んで、やっと水をもらって、家に帰るまで、大人も子供もみんな被曝させられたのです。

なぜ、国や行政は注意を促してはくれなかったのでしょうか。

パニックを起こさせないために被曝させたのでしょうか。

わたしはこの一件だけでも一生分の怒りを使い切れるほどです。

忘れない。

許さない。



http://atom.fk-m.com/?eid=39

事故後10年後までに小児甲状腺ガンが事故前の100倍(チェルノブイリから400kmベラルーシ)、その後小児ガンは減少して20年後、低被曝の牛乳・小麦粉を摂取し続けた大人、中年の甲状腺ガン増加、急性白血病発症。立ち入り禁止区域外のセシウム汚染でも(チェルノブイリから130kmカリンコビッチ)






http://www.youtube.com/watch?v=bEbKoA_32FA




チェルノブイリ原子力発電所事故(1986年4月26日にソビエト連邦(現:ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故。

発生から3カ月間の積算被ばく線量の推計値,原発から20キロ圏外の最高値は、浪江町昼曽根の82ミリシーベルト。(文科省発表)


文科省は福島県内の2734地点で測定した放射線量の実測値を基にマップを作成、積算値を公表したのは、立ち入りが禁止された警戒区域の外の160地点で、そのうち計23地点で積算被ばく線量が20ミリシーベルト以上となった。

http://eq.sakura.ne.jp/files/110611map.pdf

栃木県那須塩原市の浄水場汚泥に放射性セシウム8000ベクレル/kg検出

栃木県は21日、北那須浄水場(那須塩原市)と鬼怒浄水場(高根沢町)で10日に採取した汚泥から、それぞれ1キログラム当たり8千ベクレル、同114ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。

2011年6月20日月曜日

「国家戦略室、ここは経産省が乗っ取っているAチームと菅さんが直接連れてきたBチーム(民間人)とがあって Aチームが完全に仕切っている」

国家戦略室、ここは経産省が乗っ取っているAチームと菅さんが直接連れてきたBチーム(民間人)とがあってこれはAチームが完全に仕切っているのですね。

仙谷さんはもう民主党政権になった暮れぐらいまでに洗脳が完全に終わっているのでもう、彼は原子力に対してはダメですよね。それから、玄葉さんも洗脳が完全にほぼ終わっていて

菅さんがいない間に、とにかくこの国家戦略室
実は経産省の出島部隊が政治主動を装いながら実は経産省の役人が全部仕切る
しかも、放射能の5重の壁じゃなくて経産省も5重の壁が作ってあるんですよね。
で、なおかつ詳しい事は経産省の総合資源エネルギー調査会と原子力委員会で決めるというふうになっている。
この人たちってはっきり言ってまな板の上のコイな訳ですよ。

「あんたたちが間違いをやっているわけでしょ」という人たちが自分たちが全部料理しますからっていうんで、料理人の側に回っていて
7日に会議があって事実上エネルギー環境会議の第一回目に相当するのが開かれて、その秘密の議事録を私は入手したのですが、あのぉ、ほんとに原子力政策ありきで
「もう、すでに、安全対策津波対策終わっています。安全です」というふうに
海江田さんが報告しているんですね。
海江田さんが報告するメモは当然経産管理が作っていてもう、「いっちょ上がり」というふうなのが進んでいるわけです。

このエネルギー環境会議で物事を進ませえる中身の食い破りと
上部構造としては例の何故こんなところで不信任案が出るんだというあの不信任案と
しかもそれの根拠になったのは安倍晋三が全くニセ情報で最初の注入がどうのこうのという話しでしょ。

昔民主党の永田議員でしたか?自殺まで追い込まれた虚偽答弁みたいな事を安倍晋三がやっているわけですから、
そんなの本当は追い詰めなければいけないのにそれを追い詰めるメディアはゼロですよね。

で、それがいきなり大連立騒ぎになって、しかも
候補は野田さんとか、これは完全に財務省の傀儡政権で、
増税財務省ラインと原子力経産ライン。
そしてその間をつなぐのが東電ゾンビスキムで
東電を生かさず殺さずで国民の電気料金を垂れ流しながら
今の独占体制を維持しようという
完全に経産省と財務省の傀儡で動く大連立が今動いているわけですよ。



もちろん菅さんは全然万能ではないし、失敗も数々しているんですが
今ここで変わったら完全に昔に戻ってしまうので
最低限菅さんがいる間に全量買い取り制度の道筋をつくって
もう一つは国民がエネルギー政策を開かれた場で議論して
メルケルがやったようにですね
とにかくマラソン会議でも何でもして
もうひと夏中・・もう50年間違えているんですから7月で結論出すなんて無茶苦茶で
徹底的に半年間でも議論して国民が納得するエネルギー政策を作るんだと
もう経産省官僚とかが裏舞台でゴチョゴチョやるのはもう辞めさせると
その道筋を菅さんがちゃんと作ってそれから次の首相にバトンタッチするところまではやらないと

ここは、民主党自民党それから党派の指示とか管さん嫌いだとかあるかもしれませんが
国民のエネルギー政策を作るためのブリッジが出来るのは今菅さんしかいないので
わたしは全然これまで特定の政治家を支持した事はなかったんですが
この瞬間だけは支えないとまずいです
本当にまずいです

岩上:これ、いまものすごくデリケートなところをお話しなさっていて
ちょっと今キョトンとしている方もいらっしゃるかもしれないけど
飯田さんは絶対ご存知、2008年ごろでしたか、経産省の中で

飯田:2004年ですね。核燃料サイクルの話し?

岩上:原発これからもやっていけるかどうかで経産省の中でも割れていた事がある

飯田:2004年ですね

岩上:そうですね。その時ことごとく脱原発派
経産省の中にいた脱原発派をバタバタと潰していった動きをした方がいた

飯田:はい

岩上:その方が今内閣の官房参与の中にいらっしゃる

飯田:はい

岩上:いらっしゃいますよね。望月さん。

その方が書いている絵がある
この人を切れるかどうか・・・その勝負がかかっているんですよね
間違いなく菅さんが今の事をできるかどうかという事は、
そういう人を切り捨てる事が出来るかどうかにかかっているわけですよね

飯田:まぁ、それもそうですけし
民主党の政治主導で完璧に間違ってきたのは
ミイラ取りがミイラになった事をそのまま認めているわけですよ

本来の政治主導は首相、菅さんが海江田さんに
今朝の新聞では事故庁を経産省におこうとした画策があったというのを菅さんが止めたという話があったでしょ
本来だったらそんなふうに役人が暴走する事を海江田さんに「止めろ」と言って指示しなければいけないし
それが出来ない海江田さんは出来なかったら更迭しなければいけないんですよ
それが本当の政治主導でしてね

日本はとにかく妖怪のように官僚が飛び回っていて
本当に自分たちの圏域を守るために今回の事故に関して
全く「へ」とも思っていないですよね

この、財務省も経産省も・・・
彼らがまさに魑魅魍魎(ちみもうりょう)のように動き回る状況をどう抑え込めるか
今国民の声が燃え上がるしかないんですよね

それが無いとエネルギー環境会議で財務省と経産省が思ったとおりのエネルギー政策になり
大連立で傀儡政権が出来て傀儡官僚政権が出来ると・・・
それはまず国民の世論が盛り上がって何とか阻止をするしかないと思いますね


飯田哲也氏のコメントより
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-460.html
*文中「望月」について
望月 晴文=過去に、経済産業事務次官、資源エネルギー庁長官、中小企業庁長官などを歴任。

局地的に高い放射線量が測定される「ホットスポット」

福島第一原発から放射性物質の大量放出があった3月15日午後、北西方向に放射性物質の雲が広がっていたと見られ、「雲の通過と降雨が重なり、高線量の地域ができた」(日本原子力研究開発機構の永井晴康)


群馬大の早川由紀夫教授(火山学)作成
クリックして拡大↓

「政府に東電社員36人が在籍出向/まるで霞が関出張所」東電からの在籍出向は、内閣官房12人、内閣府15人(現在3人)、文科省9人(現在2人)


さらに全電力会社からの在籍出向数は内閣官房が20人、内閣府が65人(電力関係公益法人含む)、文科省が14人(03年以降)




吉井英勝オフィシャルホームページ
http://www.441-h.com/kokkai.html#0604



2011年6月18日土曜日

福島原発沖は親潮と黒潮がぶつかり、黒潮が沖に流れ、一部は反転して西日本の沿岸に沿って下り、この流れにのる鰹が「下り鰹」とよばれる。放射能汚染されたプランクトンや「こうなご」はむしろ魚のえさであり、食物連鎖で数千~ 数万倍吸収されて高濃度の大型汚染魚が広がる可能性がある。

高知県太平洋核実験被災支援センター事務局長山下正寿↓


ビキニ水爆実験の時も、マーシャル諸島周辺の汚染海水は拡散・希釈すると言われていたが、海水温度差のために混ざらずに、多少拡大しながらも日本沿岸に到達している。



現在の福島原発事故の政府対応の特徴は、放射能汚染の過小評価と情報の矮小化を基本姿勢としているために、事故処理が後手に回り、深刻化していることである。「ビキニ事件」も、第5福竜丸だけにスポットを当て、事件の実相を矮小化した政府対応が見られる。当時の資料や日本政府の公的記録を見ると、被爆マグロを廃棄した船は延992隻となっているし、これに「死の灰」をうけたがマグロを廃棄しなかった14隻を加えると延1000隻をこえる被災船となる。

 水爆実験は、ビキニ・エニウェトク環礁で、1954年3月1日から5月14日まで6回行なわれていた。実験の回数が重なるほど大気や海水の汚染は深刻な状態になっていたが、漁船員らはスコールで体を洗い、雨水を利用し、海水風呂に入り、獲れた魚の内臓を食べたりした。これらのことが、体内被曝による晩発生障害で漁船員を苦しませる原因となった。



日 本 の 原 子 力 開 発 は 研究 者 の 意 見 を 無 視 し て 、
政 治 的 判 断 を 優 先 し て 強 引 に ス タ ー ト さ せ た とこ ろ か ら 大 き な 過 ち を 犯 し 、 現 代 の 福 島 原 発 事 故 に い た っ た と い え る 。


http://www.takagifund.org/upload/m_yamashita_bikini_201104.pdf



三重県四日市でヨウ素13.3ベクレル/㎡、セシウム137が17.7ベクレル/㎡、セシウム134が18.4ベクレル/㎡、ニオブ0.2ベクレル/㎡検出。

三重県は16日、同県四日市市内で大気中の放射性物質を測定したところ、過去の測定値より最大で52倍のセシウムやヨウ素を検出したと発表した。

1988年から毎月測定しているが、セシウム134とニオブは今回初めて確認され、ヨウ素とセシウム137のこれまでの最大値はそれぞれ1・24ベクレルと0・34ベクレルだった。

フランス 静岡県産の茶葉から、規制値を超える1038ベクレル/kgの放射性セシウムが検出

仏政府は17日、パリ郊外シャルル・ドゴール空港での検疫で、輸入された静岡県産の茶葉から、規制値を超える1038ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されたと発表。

日本の厚生労働省、茶葉の出荷制限の基準となる暫定規制値500ベクレル/kg。

「ガンマ線を受けても,ほとんどの生体分子は,再びもとの状態に修復される.ところが,きわめて小さい確率で誤った修復が行われる.」

1シーベルトのガンマ線を体重 50 kgの人が全身被曝すると,50 ジュール= 3.12×1020eVのエネルギーを受けたことになり,これは全身の約60兆個の細胞1個当たり平均して52万カ所以上の電離作用を受けることになる.

電離作用を受けても,ほとんどの生体分子は,再びもとの状態に修復される.ところが,
きわめて小さい確率で誤った修復が行われる.
特に電離作用がDNA分子の2重らせんの接近した箇所で起こると,切断箇所が誤って接合される確率が大きくなり,もとのDNA分子とは違うDNAになって染色体異常をつくり出す.

染色体異常で次の細胞分裂が不可能になると,細胞は自死し,多数の細胞が自死すると急性放射線症を引き起こす.
染色体異常を持つ細胞が細胞分裂できても,染色体異常を持つ細胞を再生して癌細胞につながる可能性が生まれる.



遠距離では放射性降下物の放射性微粒子を体内に摂取したことによる内部被曝が主要になる.呼吸や飲食で取込んだベータ線を放出する放射性微粒子が腸壁に到達すると,ベータ線は密度の高い電離作用を行うので腸壁に損傷を与えて下痢を発症させる.



沢田昭二(名古屋大学名誉教授)『放射線による内部被曝』-福島原発事故に関連して-
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/04/blog-post_20.html?spref=tw



「原子力発電は『内部被曝』による犠牲者を無視することによって、初めて成り立つ商売である。」

「福島原発放射能漏れについて  矢ヶ崎克馬」抜粋
http://peacephilosophy.blogspot.com/p/blog-page_28.html


内部被曝では長期間体内に保持される。この被曝量は無視するべきでない。
試算では

百万分の1グラム程度の摂取量で1シーベルト程度の被爆になる。

マイクロシーベルトどころの話ではない。少量の吸入でも確率的に発がんに結びつくものであり、十万人当たり数十人のがん死亡者を上昇させる。
これは10年規模で判明する被曝被害であり、放射性の埃を吸引したことによるのが原因であるということは、
患者からの解明では決して追跡できない。ごまかしが効く被曝形態であるが、数としては膨大な被害者群を形成する。


ガイガーカウンターで、放射線のほこりのガンマー線だけを拾っても駄目なのはなぜか。それは、外部被曝では主としてガンマ線であるが、内部被曝はベータ線が主でガンマ線とアルファ線もあるので、被曝量は内部被曝の方がはるかに多く被害が深刻になるからだ。(崩壊した原子によるベータ線とウランによるアルファ線が含まれる。)


身体についた埃は洗えば除去できるが、身体内部に入って内部被曝を起す埃は除去できない。
基本的には環境が汚染された時には、いかに内部被曝を避けるか、外部被曝・付着被曝を最小にするか、が問われる。
内部被曝とは、外気を吸い込むことで何年後かに癌になるのが特徴です。
だから、徹頭徹尾外気を無防備で吸わないため、必ず、命を守るために、マスクをしなくてはならない。
映像で除染しているところが映されたが、作業員は完全防毒マスクをしていて、除染される住民はマスクもせず無防備だったことは、許されることではない。


ちなみに日本の放射性科学陣は内部被曝について世界一鈍感であると言える。

矢ヶ崎克馬教授(琉球大学名誉教授・著書「隠された被曝」)

2011年6月16日木曜日

沖縄石垣島 最大空間線量0.37マイクロシーベルト/h 関東ホットスポットレベル

写真家藤原新也ブログShinya talkより

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「メルトスルーよりも状況は悪いんじゃないか」

「ウランは格納容器の底が抜けてコンクリートにめり込んでいる」
京都大学小出裕章(テレビ朝日出演)


「帰るふるさとを失うかもしれない」
日本大学小澤祥司



「本当は避難したいのだと初めて旦那様に逆らった」

さっきまでご夫婦でうちを訪ねてきてくださった方と長い話をしていました。
旦那様はお子さんが雨が降ると休む、
弁当水筒持参、外遊び禁止になっているのを知らず、
奥様を殴り、
奥様はお住まいの地域は子供を育てる線量ではない、
本当は避難したいのだと初めて旦那様に逆らった。
話が平行線で私の所に

奥様が調べたおうちの周囲の線量は年1mSvを超え、
それは旦那様も理解していただけなのですが、
ローンののこった家、
旦那様の仕事、
国からの保障の問題から避難などできない、
子供は学校に行かせるべきと譲らない。
仕方なく現在妊娠中の奥様には席をはずしていただいて、
チェルノの写真を見せました。

線量を比較して、
これから生まれてくるお子さんがこうならない保証はない、
できれば奥様だけでも逃がしてほしいと懇願。
旦那様はやっと身重なのにここまで一人で戦ってきた奥様の手をとって、
すまなかった、こ
こまで築いてきたものがなくなるのが怖かったと。
旦那様も怖かったのです。

ご家族はこの週末には西に避難されるそうです。
帰り際、
奥様の手をずっと旦那さまは握っていました。

家族の避難は大変なこと、だからこそ政府の避難命令がほしいのです。
毎時0.19マイクロシーベルは年間1ミリシーベルト。
お子さんのいるご家庭はぜひ一度話し合ってください。


追記
都内のホットスポットにお住まいのご家族です。
身重の奥様から相談を受けていたので、どうにかならないものかと思っていたのです。
旦那様が奥様とお子さんをちゃんと愛していてくれてよかったです^^

東京在住の外人D51maxさんのツイッターより
http://twitter.com/#!/D51max


岩手県内4カ所で牧草から放射性セシウムを検出 遠野市327ベクレル/kg、陸前高田市406ベクレル/kg、平泉町587ベクレル/kg、大槌町624ベクレル/kg

京都のお母さん達が福島のお母さん達の為に制作した「手紙」です。

2011年6月15日水曜日

「自然放射線に人類は適応できる能力をつけてきた。自然放射能は体内に濃縮・蓄積しない。人工放射能ヨウ素131・セシウム137・ストロンチウム90などは生体内に濃縮・蓄積し、比較できない影響を人体に及ぼす」


人工放射線を自然放射線とよく比較がされるが,意味がない。

「自然の中にある危険な元素を
生体内に蓄えないというかたちで
生物は進化と適応の過程でくぐりぬけたものだけが
結果的に生き残っている。」

「天然のヨウ素・セシウム・ストロンチウムは放射性はなくあるいは低い放射性で排泄し、濃縮しない。」

「人工的な核種をあてたストロンチウムなどは排泄しないで骨などに蓄積し、
至近距離で放射線を放射して白血病、骨髄ガンなどを発症させる。」


「自然放射線と人工放射線の違いは、蓄積・濃縮するかしないか。」

「人類は人工の放射線に適応できない。」

市川定夫教授 微量放射線の遺伝的影響の研究で知られる。京都大学卒、1963年京都大学大学院修了、農学博士。放射線遺伝学者。

http://www.youtube.com/watch?v=IV4N63urYjQ
http://www2.gol.com/users/amsmith/koen.html
http://yokoblueplanet.blog112.fc2.com/blog-entry-2495.html

日本在住のフランス人向け「現在、短期的な被曝の危険性は、大気中に排出された放射性降下物、および海に排出された放射性物質に汚染された食品によるものが主となる。」

1. 現状

住民への大きな影響は見られないと思われるものの、福島第一原発から排出されていると思われる放射性物質が引き続き空気中で観測されている。現在、短期的な被曝の危険性は、大気中に排出された放射性降下物、および海に排出された放射性物質に汚染された食品によるものが主となる。こうした汚染の影響を最も受けやすいのが茶葉を含む葉野菜であり、野菜を原料とした全ての食品、もしくは汚染された草や飼料を餌とする動物の乳である。これらの食品については汚染の度合いが低くなって来てはいるが、引き続き監視が必要である。海産物についても、海藻や海中生物が放射性物質に汚染にされている。

2. 一般のフランス人への勧告

食品への放射能汚染は低下してきているが、福島第一原発における事故によって発生した放射性降下物の被害を強く受けた県においては、引き続き厳重な注意が必要である。IRSNは下記を勧告する。

・ 生産地や放射線濃度が分からない生鮮食品(特に葉野菜、キノコ類、魚類)については長期間の摂取を控える。福島原発事故の後で生産された茶葉についても同様。

・ 同様に、福島、栃木、茨城、宮城、群馬、埼玉、東京、神奈川、千葉の各県で穫れたタケノコやクサソテツを摂取しないこと。

・ 福島、宮城の両県で生産された生乳や、生産地・放射線濃度が分からない生乳を長期間子どもに与えないこと。


3. 放射性降下物の影響が最も高い地域(福島周辺地域)に渡航する可能性のある者、および現地に居住する者への勧告

• IRSNは、宮城、茨城、栃木、そして特に福島県が福島原発事故による放射性降下物の深刻な被害を被ったと考えている。宮城、茨城、栃木の3県については、業務上の渡航および重要な所用がある場合には、下記の注意事項を全て遵守することを条件に渡航できることとする。しかし不要に放射能による被曝を受けることを避けるため、趣味や旅行などの重要な所用以外での渡航は控えること。

• 福島県の北半分の地域、特に福島原発から40キロ以内の圏内にある県の北東部4分の1に相当する地域については、引き続き渡航しないよう、強く勧告する。これは、一平方メートル当たり60万ベクレル以上にものぼる放射性セシウム等の深刻な放射性降下物による汚染が見られることによる。これらは年10ミリシーベルトを越える外部被曝の原因となる。火急の所用でこの地域に渡航する場合には、厳密に必要最小限の滞在時間に限ることとし、下記の勧告を厳守するとともに、渡航者を大人に限ることとする(子どもの渡航を認めない)。

• 日本政府が立ち入りを禁止している福島原発から半径20キロメートルの地域、及び葛尾村、浪江町、飯舘村、川俣町、南相馬市等に立ち入らないこと。


4. 宮城、茨城、栃木、福島の4県に居住するフランス人への勧告事項

・ 乳児および幼い子どもの食事にはボトル入りミネラル・ウォーターを使用すること。

・ 自宅の家庭菜園から収穫した野菜や、家庭で飼っている家畜動物を食用に用いるのを最大限に控える。

・ 野菜や果物を食べる前に注意してよく洗うこと。


外部から建物の内部に汚染物質を持ち込まないよう、家庭での衛生状態を良好に保つようつとめること。特に、下記に注意する。

・ 雨の日は靴を家の中に持ち込まない。

・ 濡れた雑巾で床を定期的に拭く。

・ 家具、カーペット、敷物の表面に定期的に掃除機をかける。掃除機の中袋を定期的に交換する。

・ 無意識に手が口に触れて汚染が起きないよう、ポンプ式容器に入った液体石けんで手を定期的に洗う。

・ 幼い子どもが遊んでいて戸外の土や砂を口にいれないよう、常に見張っていること。


IRSN「福島第一原発事故に関する公報(6)」 6月8日号(仏文)
http://www.irsn.fr/FR/Actualites_presse/Actualites/Documents/IRSN_Residents-Japon_Bulletin6_08062011.pdf


フランスねこのNews Watching→http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/irsn68-afa6.html

2011年6月13日月曜日

「医療被ばく」は患者の健康を守るという利益を保証した上での被ばく。「放射作業者の被ばく」(職業被ばく)は、放射線利用に伴う作業という社会的利益のための被ばく。「災害による被ばく」は公衆に何らの利益ももたらさない被ばく。これらの3種類の被ばく量を相互に比較する意味は少ない。(社団法日本医学放射線学会)

*放射線影響量と防護量
 放射線影響量とは、放射線による人体への影響を生物学的ないし疫学的な研究に基づいて科学的に解析して得られた線量である。一方、放射線防護量とは、防護のための考え方から、基本的には社会的合意の上に定められたものである。


医療被ばくは患者の健康を守るという利益を保証した上での被ばくであり、
放射作業者の被ばく(職業被ばく)は、放射線利用に伴う作業という社会的利益のための被ばくである。
これに対して、災害による被ばくは公衆に何らの利益ももたらさない被ばくであり、
これらの3種類の被ばく量を相互に比較する意味は少ない。

社団法人 日本医学放射線学会
http://www.radiology.jp/modules/news/article.php?storyid=931

長期的には1mSv以下が目標であり(ICRP Publ. 111)、できる限り早く平時の状態に戻す必要がある。学校生活や市民生活の制限に際しては、市民の感情、学校教育の実施、線量低減のための費用、生活の制限に伴う苦痛などを総合的に考慮した判断がなされることを望む。(6月2日)

千葉市柏市 保育園で最高0.486マイクロシーベルト/時 年間4ミリシーベルト以上相当 

柏市ホームページ→http://www.city.kashiwa.lg.jp/index.html

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2011年6月11日土曜日

「放射能を少なくする下ごしらえ」

「できることから、はじめたい」→http://eminakae.exblog.jp/12732506/





「放射能を少なくする家そうじ」

「できることから、はじめたい」http://eminakae.exblog.jp/12809789/





2011年6月10日金曜日

東京の食物の放射線量から汚染地図が見える?(厚労省集計)

東京の主な放射線量(厚労省集計)
                          ヨウ素   セシウム
                            (ベクレル/kg)
3902東京都江戸川区--ワケネギ (地独)H23.3.23-------------300   33
3903東京都江戸川区--小松菜 H23.3.20 ----------------------230    54
3904東京都江戸川区--小松菜H23.3.20 -----------------------363     31
3905東京都江戸川区--小松菜 (地独)H23.3.23 ---------------1700    890
3906東京都江戸川区--小松菜 (地独)H23.3.23 ----------------680     29
3907東京都江戸川区--小松菜 (地独)H23.3.24 -----------------950   350
3908東京都江戸川区--小松菜 H23.3.30 ------------------------300    50以下
3909東京都青梅市----原乳H23.3.19- -----------------------------46     ND
3926東京都立川市----ほうれんそう (地独)H23.3.24 ---------1300    108
3928東京都立川市----ワケネギ-H23.3.23-----------------------440     54
3929東京都立川市----小松菜 (地独)H23.3.24 ------------------920      72
3930東京都多摩川中流- アユ H23.5.25-------------------------ND       175
3954東京都瑞穂町----茶(生葉)H23.5.15---------------------ND     369


http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001cet8-att/2r9852000001cexa.pdf

2011年6月9日木曜日

7人の母乳から微量の放射性セシウム検出 福島県など 厚生労働省研究班

福島県内の21人中、いわき市などの7人から最大1キログラム当たり1・9~13・1ベクレルの放射性セシウムを検出。大気中の放射性物質を吸い込むことで被ばくしたとみられるという。


骨に蓄積する性質のある放射性ストロンチウム検出 福島市や浪江町など福島県内11か所で 浪江町で土壌1キログラム当たり250ベクレル

ストロンチウム90は、原発の燃料のウランが核分裂するときに出来る放射性物質で、放射線の量が半分になる「半減期」が29年と長く、カルシウムと性質が似ていて体内に吸い込むと骨に蓄積し、がんを引き起こすおそれがあるとされています。


「下水処理場の汚泥には濃縮されて出てくる。これから多くの場所で出ると思う。関西でもそれなりの濃度になるだろう。空気中に広がった汚染が下水に流れこんでくるが、下水処理場は水を処理する過程で汚泥を生み、そこに濃縮されている。」「放射線はどんなに微量でも危険。100ベクレルでも10ベクレルでも危険。」

小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)MBS(毎日放送)ラジオ出演
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/08/tanemaki-jun8/?utm_medium=twitter&utm

「汚泥処理施設で焼却して処理しているのであれば、煙にのって放射性物質が大気中に出てきて、それが周辺に汚染を広げていることはあり得る。放射性物質が出ているのであれば焼却は止めるべきで、続けるならば適切なフィルターなどを設置してから行わないといけない。」



2011年6月8日水曜日

北海道釧路沖のミンククジラの肉から31ベクレル(1キログラム当たり)の放射性セシウムを検出

水産庁は5月24日、北海道釧路冲の調査捕鯨で捕獲した雌のミンククジラの肉から
31ベクレル(1キログラム当たり)の放射性セシウムを検出したと発表した。

水産庁によると、このクジラは5月15日に捕獲され、肉は既に市場に出ている。




(試算)
仮にこのクジラを毎日200g食べるとすると
31ベクレル×(200g/1000g)÷100=0.062ミリシーベルト/年
もちろん毎日、クジラだけとはなりません。
野菜、果物も食べ,水もお茶も飲み、魚、肉を食べる,その合計を年間1ミリシーベルトにしなくてはならないのだ。

横浜の放射線量→横浜市戸塚0.143μシーベルト/西区0.103μシーベルト/相模原市0.134μシーベルト/西区0.119μシーベルト/中原区0.187μシーベルト/横浜市中区0.156μシーベルト

横浜市民放送局のブログからです。→http://portside-station.net/?s=放射線量測定&x=0&y=0



「食品が安全かどうかはミリシーベルトにして判断できます。ベクレルは簡単にミリシーベルトにすることができる。放射性ヨウ素は50で割り、放 射性セシウムは100で割るだけで1年間のミリシーベルトにすぐに概算できます。」

神田外語大学教授 中山幹夫氏のブログより→http://savechild.net/?p=2308

食品が安全かどうかはミリシーベルトにして判断できます。ベクレルは簡単にミリシーベルトにすることができるのです。放射性ヨウ素は50で割り、放 射性セシウムは100で割るだけで1年間のミリシーベルトにすぐに概算できます。なおプルトニウムは4で割ります。例えば一食で放射性セシウムを300ベ クレル食べるなら、セシウムなので100で割って、年間3ミリシーベルト相当になります。この計算は本来、一食のマイクロシーベルトを出す方法なのです が、安全性を考えるためには同じような食生活を1年続けても安全かどうかで判断した方がいいのです。同じ量を1日3食×365日食べると約千倍なので、マ イクロがミリになります。

具体例で使ってみましょう。ヨウ素500ベクレル/kgの肉を200g食べる場合、分量が1kgの2割なので一食100ベクレルです。ヨウ素なので50 で割ると年間2ミリシーベルト相当の食生活ということが分かります。セシウム500ベクレル/kgの野菜を300g食べるなら3割なので150ベクレル、 セシウムなので100で割って年間1.5ミリになります。一食で両方食べるなら合計します。このように各食品のベクレルをミリシーベルトにすれば、次章の 安全基準値を使って自分で判断ができます。これからは自分たちの食べるものの安全性は自分たちで判断するしかないのです。なお内部被爆の健康被害はまだ不 明なことも多いですし、大気や地面からの外部被爆や吸い込んだ粉塵による内部被爆もありますので、大人には心配ない量でも子供の食べ物にはできるだけ気を つけてください。そして子供自身は安心して育つことが大切なので、大変なことですが、できることなら親はそっとさりげなく気を使うようにしてください。

2011年6月4日土曜日

生活空間における放射線量マップ

生活空間における放射線量マップ
http://www.numtech.co.jp/column/20110525/#survey10
東京圏内の代表的な公園の放射線量マップです。大人(地上高1m)と子供(地上高50cm)を意識して測定しました。地図をクリックすると別画面が開き、さらにマーカーをクリックすれば各地点の写真と放射線量を確かめられます。

本日の東京都大田区6:30の放射線値0.08~0.14μSv毎時。

http://twitter.com/#!/miemael68

2011年6月3日金曜日

福島沖合海底土 セシウム137(約30年)1000ベクレル/kg セシウム134(約2年)970ベクレル/kg

岩沢海岸沖  セシウム137(約30年)  1000ベクレル/kg
       セシウム134(約2年)    970ベクレル/kg

小高区沖合 セシウム137(約30年)   600ベクレル/kg
       セシウム134(約2年)    570ベクレル/kg


東電発表6/3海底土核種分析結果

浪江町 1時間に39.2マイクロシーベルト 飯舘村 15.2マイクロシーベルト



福島第Ⅰ原発から20km以遠の放射能測定結果(文科省集計6/2)

主な地点

いわき市(28km)--------2.9マイクロシーベルト/h
郡山市 (63km) --------0.8マイクロシーベルト/h
相馬市 (41km)--------0.6マイクロシーベルト/h
飯舘村 (33km)--------15.2マイクロシーベルト/h
伊達市 (51km)--------1.0マイクロシーベルト/h
川俣町 (39km)--------2.6マイクロシーベルト/h
田村市 (25km)--------1.0マイクロシーベルト/h
二本松市(44km)--------1.2マイクロシーベルト/h
福島市 (56km)--------1.7マイクロシーベルト/h
葛尾村 (26km)--------1.3マイクロシーベルト/h
川内村 (29km)--------0.8マイクロシーベルト/h
浪江町 (24km)--------39.4マイクロシーベルト/h
南相馬市(30km)--------2.6マイクロシーベルト/h

プルトニウムの場合、水として口から飲むより、空気中に微粒子として飛ぶプルトニウムを鼻から吸い込むほうが怖い。

「毒物というのは体への取り込み方でその毒性は変わります。プルトニウムの場合、水として口から飲むより、空気中に微粒子として飛ぶプルトニウムを鼻から吸い込むほうが怖い。ほんの少量でも吸い込むと肺がんで死んでしまうリスクが高まるからです。
小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)

半減期29年ストロンチウム90 福島第一原発から10キロ圏内の大熊町、双葉町の4カ所の土壌から。

文部科学省は31日、福島第一原発から10キロ圏内の大熊町、双葉町の4カ所の土壌から、半減期が約29年と長い放射性物質ストロンチウム90が検出されたと発表。

原発から西南西約2キロの大熊町夫沢では、1キロあたり最大で68ベクレルが検出された。

2011年5月27日金曜日

「1号機は最後の防壁である格納容器が既に壊れて放射能が外に出ている可能性が高い。」「現状では燃料が格納容器を溶かして地下にめりこんでいっている。」「2号機と3号機も水位計を調整すればこれも水がないということが判明するだろうと東電は言っている。」小出裕章氏

「とてつもなく困難な状況」 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章


(1号機ではウランが格納容器の外にまで落ちているということでいいか?)
最後の防壁である格納容器が既に壊れて放射能が外に出ている可能性が高い。


( 出てきている数字、放射性物質から、2と3号機に破損があるかどうかは分かる?)
それは分かる。必ず破損している。2号機は圧力抑制室(サプレッションチェンバー)で爆発があり穴があいている。3号機も圧力が上がらないことから穴が開いていることは明らか。



「こんなにゆるい日本の暫定基準値」


http://kingo999.web.fc2.com/kizyun.html



2011年5月26日木曜日

宮城県七ヶ宿町の牧草から1770ベクレルの放射性セシウムを検出。

宮城県県は25日、新たに七ヶ宿町の牧草から、1キロ・グラムあたり1770ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。乳牛や肉牛の飼料用牧草の規制値(300ベクレル)の6倍弱にあたる。また、丸森町で980ベクレル、栗原市で530ベクレルを検出。

千葉県・房総半島沖で採取したビンナガから5.4ベクレル/キロ

宮崎県は25日、東日本海域で操業する日南市のカツオ一本釣り船団の漁獲物の安全性を確認するため、千葉県・房総半島沖で採取したビンナガとカツオを検査したところ、ビンナガの1匹から国の規制値(1キロあたり500ベクレル)を下回る1キロあたり5・4ベクレル以下の放射性セシウムを検出したという。

千葉県花見川などで,汚泥から148〜612ベクレル検出。

 千葉県は26日、花見川終末処理場(千葉市美浜区)、花見川第2終末処理場(同)、手賀沼終末処理場(我孫子市)、江戸川第2終末処理場(市川市)の処理過程で生じる汚泥から1キロ当たりの放射性セシウムが148~612ベクレル、放射性ヨウ素が36~55ベクレル検出されたと発表した。

 また、花見川、花見川第2、手賀沼の汚泥を焼却した灰からは1キロ当たり2870~2万500ベクレルの放射性セシウムが検出された。

埼玉県深谷市など荒川のアユから,放射性セシウム52.6〜85.2ベクレル検出。越生町の梅からは、同24ベクレル。

 
アユは23~24日にかけて深谷市などの荒川2カ所で採取。
セシウムを52・6~85・2ベクレル検出(暫定基準値は500ベクレル)。

梅は24日に越生町の畑から採取。
セシウムを24ベクレル検出(暫定基準値は同じ)。

 また、汚泥と汚泥焼却灰の測定は、荒川(戸田市)▽元荒川(桶川市)▽新河岸川(和光市)▽中川(三郷市)▽古利根川(久喜市)-の5つの水循環センターで13日に実施。
全施設の汚泥と焼却灰からセシウムを145~1万5200ベクレル、
元荒川、中川、古利根川の水循環センターの汚泥からヨウ素を16~95ベクレル検出した。


葛飾区の水元公園内草地の地表の毎時0・618マイクロシーベルト


共産党都議団によると、学識経験者の協力で都議らが測定した。地上1メートルの地点では、

葛飾区の金町浄水所付近の草地0・3
足立区東綾瀬の草地0・257
江東区亀戸公園敷地内0・186(すべて毎時マイクロシーベルト)

--と、都内東部の放射線量が比較的高かったという。




測定結果について(単位は全てμSv/h)
日本共産党東京都議会議員団

東京都健康安全センターが地上18mでおこなっている環境放射線量測定によると、5月の一日単位の平均値は、0.068〜0.062であった。同センターによると地上1mでもほぼ同様の値であったとしている。しかし、私たちが地上1mでおこなった測定では、この程度の濃度だった地域は大田区、杉並区、町田市など、都内全域で見るとごく限られた範囲であった。比較的高い地域は、青梅市、あきる野市、練馬区が0.09台、江戸川区〜江東区の湾岸地域が0.1台、最も高い地域が足立区〜葛飾区で0.2〜0.3台である。
足立区、葛飾区、江戸川区など東部に0.18〜0.39など高線量率の地域が集中している。豊洲埋立地の高線量率も、東部の高線量率地域と連続するものと考えられる。この地域で地上0mで測定した結果、0.618という地点があった。

江東区から練馬区を結ぶ線以東の地域は年間1mSv以上の放射線量となっている可能性がある。

新宿区内、それも約3.5kmという限られた範囲内の測定でも、0.066〜0.116と大きな開きがある。

同一地域で見ると、草地上部、木立周辺の放射線量が他に比較して高かった。

福島県いわき市江名港での5月5日測定では、アカモク(海藻)から放射性ヨウ素が基準値の60倍、セシウムが3倍でした(フランス環境団体測定)。 また四倉港のコンブ(5月5日)はヨウ素が50倍、セシウムが4倍

元原子力委員会専門委員武田邦彦 (中部大学)


夏に向かって、魚の汚染が進み、貝、海藻の心配が増えます.また釣り、潮干狩り、サーフィン、海水浴のシーズンになりますが、国を失った民は当面、データがでないから諦めなければならないでしょう。
そのほかにもいくつか、問題点があります。
1)
今回は、データ自身のつじつまは合っていますが、外国の環境団体のもので、信頼性がまだ十分ではないこと、
2)
海ではストロンチウム、プルトニウムが問題だが、まだデータが無いこと、
3)
この汚染がどのぐらい拡がっているかが判らないこと、
4)
海藻の汚染が早く、魚(中型が今から、大型が7月からと予想していましたが)の汚染が少し早まる可能性があること、
5)
基準値は「それだけが汚染されている」という基準だから、「足し算」をしなければならない時には、基準値を10分の1にしなければならないから、すでに100倍ぐらいもあり得る、
ということです。

具体的には、三陸沖、北海道、四国沖、九州沖、沖縄、日本海以外の海産物は買わないほうがよいでしょう。



2011年5月25日水曜日

ヨウ素 は 空 気 中 から植 物 体 内 に 2 0 0 万 〜1 0 0 0 万 倍 、ミルクに 6 2 万 倍 に 濃 縮し、セシウムは 軟 体 動物 に 5 倍 、魚 類 に 2 0 倍 に 濃 縮する

たとえ事 故 が 終 息 に 向 かい 、 放射 線 量 が 低くなったとしても、 生物 濃 縮 によって放 射 性物 質を非 常 に 多く含む飲 食 物が 出 荷される可 能 性があります。ヨウ素 は 空 気 中 から植 物 体 内 に 2 0 0 万 ∼ 1 0 0 0 万 倍 、ミルクに 6 2 万 倍 に 濃 縮し、セシウムは 軟 体 動物 に 5 倍 、魚 類 に 2 0 倍 に 濃 縮すると推 定されています。


1号機と4号機の建屋の上部で放射性物質の採取,1立方メートル当たり、360ベクレルのセシウム134が検出.。原発の敷地境界の地点で許容される基準値の18倍の濃度。

東京電力福島第一原子力発電所の原子炉のある建屋からどの程度の放射性物質が大気に放出されているかを調べる調査で、1号機では、原発の敷地境界の地点で許容されている濃度の18倍の放射性セシウムが検出された。


燃料の大半が溶け落ちるメルトダウンが起きたとみられる1号機では、1立方メートル当たり、360ベクレルのセシウム134が検出されました。これは、原発の敷地境界の地点で許容される基準値の18倍の濃度です。炉心に燃料がない4号機でも基準値の7.5倍のセシウム134が検出され、4号機の燃料プールや隣の3号機が放出源とみられています。



千葉県柏井浄水場(千葉市花見川区)の汚泥から1キロあたり最大1340ベクレルの放射性セシウムと同318ベクレルの放射性ヨウ素、福増浄水場(市原市)で同53ベクレルのセシウムを検出。

千葉県によると、柏井では一キロあたり最大一三四○ベクレルの放射性セシウムと同三一八ベクレルの放射性ヨウ素、福増では同五三ベクレルのセシウムが検出された。



千葉県流山市の北千葉浄水場で脱水した汚泥から、放射性ヨウ素が一キロあたり158ベクレル、放射性セシウムが5950ベクレル検出された。

松戸市など七市と県水道局に水道水を供給している北千葉広域水道企業団は二十四日、流山市の北千葉浄水場で脱水した汚泥から、少量の放射性物質が検出されたと発表した。


福島県境の北茨城市沖で22日に採ったエゾアワビとキタムラサキウニから1キログラム当たり371~230ベクレルの放射性セシウムを検出

茨城県は24日、福島県境の北茨城市沖で22日に採ったエゾアワビとキタムラサキウニから1キログラム当たり371~230ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。

6月1日からアワビ漁が解禁されることを受け検査を実施。県によると、放射性ヨウ素も84~20ベクレル。


北海道釧路沖の調査捕鯨で捕獲した雌のミンククジラの肉から31ベクレル(1キログラム当たり)の放射性セシウムを検出

水産庁は24日、北海道釧路沖の調査捕鯨で捕獲した雌のミンククジラの肉から31ベクレル(1キログラム当たり)の放射性セシウムを検出したと発表した。
水産庁によると、このクジラは15日に捕獲され、肉は既に市場に出ている。

4月26日に始まった今季の調査捕鯨で検査されたクジラは3頭目。これまでの2頭からは放射性物質は検出されていない。独立行政法人水産総合研究センター(横浜市)が検査した。


2011年5月24日火曜日

「2011年5月23日12時の計測結果によると、1号機の原子炉放射線量は前日よりさらに上昇の201Sv/hです。 これは極めて危険なレベルの放射線量です。風下の住民に深刻な放射線障害を引き起こす可能性があります。」


http://matome.naver.jp/odai/2130615673124376801


original Tweet: http://twitter.com/nuclearleak/statuses/72655579952316416

「小出裕章助教によると『東京まで放射性物質が飛散するのに半日かかる』そうです。 23日には、21日頃と同等まで戻ったと発表されているものの、22日に検出された大量の放射性物質が、今現在風下である関東圏などに飛散し続けている可能性があります。」

「ものすごい後悔。今日、子供は、学校で雨の中、運動会の練習をしたらしい。先生に雨が降ってると言ったら、「だからなに?」と言われたらしい。帰宅後、子供おお泣き。私も半べそ。休ませなくてごめん。そんな先生の言うことは聞く必要がないと子供に言った。もう、何もかもメチャクチャだ。」

Original Tweet: http://twitter.com/okorinbos/statuses/72605041260888065


新潟県村上産荒茶からセシウム 1キロあたり17ベクレル

県農林水産部によると、荒茶の検査は初めて。
荒茶は生茶葉を蒸して乾燥させた加工段階のもので、水分が蒸発して重量が約5分の1になる。



「放射能汚染された飯館村。この村で生産された肉牛を二束三文で買い叩き、高値で転売して設ける奴らがいる。やはり汚染された地域で生産された野菜を1円で買いつける業者がいる。それらは最後にどこで売られるのか? 足柄のお茶はきちんと廃棄されるのか? 政府はなぜ最後まで管理しないのか?」

Original Tweet: http://twitter.com/bonlamafa/statuses/71303803768541185

福島第一原発周辺の風向きマップ

福島第一原発周辺の風向きマップ

例 5月24日6:00 ↓


http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/weather/gpv/wind/

滋賀県大津市で採取した大気中のちりや雨水から、放射性物質のヨウ素131やセシウム134、セシウム137を検出

滋賀県健康推進課によると、検出された放射線量は4月1日〜5月2日の累積で

1平方キロメートルあたりのヨウ素131が18.1メガベクレル、
セシウム134が6.1メガベクレル、セシウム137は6.8メガベクレルだった。

3月1日〜4月1日の累積はヨウ素(3.9メガベクレル)。ヨウ素131とセシウム134が検出されたのは初めてという。

2011年5月23日月曜日

放射性物質 6京ベクレルぐらいが日本の大地に降り注いだ

元原子力委員会専門委員武田邦彦(中部大学教授)

福島原発の事件も第3段階に入りつつあります.

福島原発の破裂で最初の1週間で60京ベクレルほどの放射性物質が出ました。
60京というと余りに大きいので、わかりにくいのですが、
そのうちの10分の1、6京ベクレルぐらいが日本の大地に降り注いだと思います。
そして、福島、東京などこの地方にお住みで直接に影響を受けた人を3000万人としますと、
一人あたり、20億ベクレルの放射性物質ということになります。

放射性物質の多くが最初の段階で1000分の1ぐらいになりますから、
20億ベクレルと言っても、
実際に私たちに影響があるのは、「一人あたり200万ベクレル」
というところでしょう。

水、ホウレンソウ、お米、お茶・・・
いろいろな食材の「汚染限度」はおおよそ200ベクレルぐらいですから、
その1万倍の放射性物質が空から降ってきたと言うことになります。


実は、私が「慎重に行動してください」と呼びかけてきたのは、今度の事故で放出された放射性物質は実に膨大で、どんな専門家でも、その影響をすぐ予想できるようなものではないのです。

ストロンチウムは魚の体の中に入り、骨に取り込まれ、その魚を食べた人間が骨にストロンチウムがたまって、白血病になります。

元原子力委員会専門委員武田邦彦(中部大学教授)

「茨城産のホウレンソウは当面、買うことが出来ません。」

「茨城産のお茶の葉は買えません。」

「今回の福島原発では、大量の放射線を持つ水が海水に放出されました。その中にはストロンチウムとプルトニウムが相当含まれていると考えられます。」
「その分析値も東電から発表されていません。ストロンチウムは魚の体の中に入り、骨に取り込まれ、その魚を食べた人間が骨にストロンチウムがたまって、白血病になります。
「だから、魚が安全だというのなら、まずストロンチウムを測定しなければいけません。特にストロンチウムは比重が大きいので、海の底にたまっていると考えられます。」

静岡産のお茶を買わない方がいい」

2011年5月21日土曜日

東京・葛飾区の放射線量は政府発表の5倍 近畿大学原子力研究所講師・若林源一郎氏

若林氏は放射線や原子力教育の関係者を有志で募り、全国の放射線量モニタリングを行った。測定位置を地上から100cmに統一して計測したところ、ほとんどの地域で文科省のデータより高い測定値が出た。

5月10日に文科省が測定した東京(新宿区)の値0.0662に対し、若林氏らのチームが測定した値は0.124と約2倍。さらに同じ東京都内でも葛飾区では0.359という5倍にも相当する値が出た。



福島県中通り地方の大気中の放射線量は20日、毎時0・58~1・40マイクロシーベルトで、通常の10倍以上。

福島県中通り地方の6市の小中学校で「疎開」302人


住民票を残したまま市外へ転校した児童生徒が、福島市の206人を最多に、二本松市27人▽須賀川、伊達市各18人▽白河市17人▽本宮市16人

内訳は18日現在で小学生181人、中学生25人。小学生の転校先は県内9人▽県外170人▽外国2人。中学生は県内1人、県外24人。市内の小学生は計約1万6000人で、転校児童は1%を超える。


福島第1原発3号機の取水口近くから、10テラベクレル(テラは1兆)の放射性物質で汚染された水が海に流出

東電によると、ピット内の水位変化のデータから、流出は発見前日の5月10日に始まったと考えられるとしている。


外部への放出が認められる量の数十倍に相当するとみられる。

3号機の圧力容器の温度が上昇傾向を示していることを受けて行った注水経路の変更作業の中で、タービン建屋の復水器にたまった水を同建屋の地下に移動させたことが、流出を招いたとしている。



茨城県坂東・常陸大宮・常陸太田・常総・古河の5市と、茨城、城里の両町で生茶葉から、国の暫定規制値を超す1030~523ベクレルの放射性セシウムが検出

18日に採取した生茶葉から、国の暫定規制値を超す1030~523ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

食品衛生法に基づく暫定規制値は、1キロ当たり500ベクレル。



北海道泊村泊原発周辺で大気中のちりから、放射性物質のセシウム134と137、ヨウ素131をごく微量検出

3月31日~5月2日に採取したちりを分析した。それぞれの濃度は法令で定める限度の7万分の1~10万分の1。
福島第1原発事故の影響とみられる。



千葉県八街市と大網白里町で露地栽培の生茶葉から、放射性セシウムが、985ベクレル、752ベクレル検出された。暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える。

千葉県は20日、同県八街市と大網白里町で19日に採取した露地栽培の生茶葉から、食品衛生法に基づく暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。

八街市の生茶葉が985ベクレル
大網白里町が752ベクレル
袖ケ浦市で346ベクレル



2011年5月20日金曜日

大分市でチリや雨から放射性ヨウ素、セシウムを検出 年間の放射線量に換算すると0.12マイクロシーベルト

大分県は19日、大分市高江の県衛生環境研究センターで4月1日から今月2日までに採取したチリや雨を測定した結果、ごく微量の放射性ヨウ素131と放射性セシウム134、同137を検出したと発表した。

検出された放射性物質を1年間の放射線量に換算すると0.12マイクロシーベルトになり、自然界から1年間に受ける放射線量の2.4ミリシーベルトを大きく下回るという。


東京都三鷹市の女性の母乳からから4.8ベクレル/kgの放射性セシウム137が検出された。

福島県いわき市の女性の母乳から1キログラム当たり5.5ベクレルの放射性ヨウ素が、また茨城県土浦市の女性から8.0ベクレル、東京都三鷹市の女性から4.8ベクレルの放射性セシウム137が検出された。福島市の女性から5.1ベクレルの放射性セシウム134が、福島県西白河郡の女性からは4.8ベクレルの放射性セシウム134と5.7ベクレルの放射性セシウム137が検出された。

大阪の雨水から、セシウム134が8.3メガ・ベクレル/k㎡、セシウム137が7.9メガ・ベクレル/k㎡(これまでの最高値の100倍以上の値)検出。年間被ばく放射線量に換算合計で0.218マイクロシーベルト

1メガベクレルは、1ベクレルの100万倍。

府立公衆衛生研究所発表
大阪の雨水から、セシウム134が8.3メガ・ベクレル/k㎡、セシウム137が7.9メガ・ベクレル/k㎡(これまでの最高値の100倍以上の値)検出。
年間被ばく放射線量に換算しますと合計で0.218マイクロシーベルト


府立公衆衛生研究所(大阪市東成区)で4月1日からの1か月間に採取した雨水やちりなどの降下物から、ごく微量の放射性セシウム134と同137を検出したと発表した。

セシウム137はこれまでの最高値の100倍以上の値を示した。

大阪の水道水から放射能(全ベータ線)0.30ベクレル/L(通常の4倍)

大阪市水道局は、柴島浄水場の水道原水について5月12日採取で

放射能(全ベータ線)0.30ベクレル/Lを検出

通年の平均は、0.07としている。

放射能(全ベータ線)とは、水道水に含まれるベータ線を出す放射性物質すべての放射線の合計で、
ヨウ素131やセシウム134やセシウム137やストロンチウム90はすべてベータ線を出します。


2011年5月19日木曜日

福島・会津猪苗代町の牧草からセシウム770ベクレル 国の許容値(300ベクレル)超す

福島県は16日に牧草を採取して調べた。
会津地方の猪苗代町で770ベクレル、会津美里町で310ベクレルを検出した。
福島第1原発に近い川内村は4400ベクレル、広野町は1460ベクレルだった。

福島のワカメから放射性セシウム1200ベクレル,ムラサキイガイ650ベクレル、シラス640ベクレル、ヤマメ990ベクレル、ワカサギ780ベクレル検出 暫定基準値を超える

検出されたのは、いわき市のワカメとムラサキイガイ、伊達市のヤマメ。暫定基準値(1キロあたり500ベクレル)を上回ったのは、いずれも放射性セシウム。最も高かったのがワカメで、1200ベクレルだった。

検出されたセシウムの値は、ワカメ1200ベクレル、ムラサキイガイ650ベクレル、シラス640ベクレル、ヤマメ990ベクレル、ワカサギ780ベクレルだった。

栃木県鹿沼市でも生茶葉から放射性セシウム1キログラムあたり890ベクレル

17日に採取した生茶葉から、放射性セシウムが鹿沼市で1キログラムあたり890ベクレル、大田原市で同520ベクレルが検出され、国の基準値(500ベクレル)を超えた。

鹿沼産「板荷(いたが)茶」と大田原産「黒羽(くろばね)茶」の出荷自粛を要請した。

県によると、茶葉から国の基準値を超える放射性物質が検出されたのは神奈川県、茨城県に次いで3県目。

静岡・伊豆の生茶葉から高い放射性セシウム過去最高値となる1キロ当たり379ベクレル

静岡県は19日、静岡県伊豆市内で9日に採取した茶の生葉から、過去最高値となる1キロ当たり379ベクレルの放射性物質(セシウム)を検出したと発表した。

東京都の汚泥焼却灰から放射性セシウム1キログラム当たり2万9100ベクレル

都によると、今月10日から12日の間、都内すべての施設12カ所から汚泥と汚泥焼却灰を採取。最高値は江戸川区の葛西水再生センターで、焼却前の汚泥からも1700ベクレルを検出した。

都では、3月下旬に採取した汚泥焼却灰から最高17万ベクレルの放射性物質が検出された。



米国が東北新幹線の被ばく量や健康基準を超過した駅名を公表 福島駅は0.44マイクロシーベルト/hr、郡山駅は0.52マイクロシーベルト/hr、新白河駅は0.40マイクロシーベルト/hr、那須塩原駅は0.46マイクロシー/hr。東北新幹線で東京仙台間を片道乗車すると0.4マイクロシーベルト被ばくする

米国エネルギー省は5月3日に実施した東京駅から仙台駅(東北新幹線)区間の放射線測定結果を発表しました。その結果、全ての米軍基地・施設で健康リスクが認められる32μR/hr(0.32μSv/hr)を下回りましたが、福島駅は44μR/hr、郡山駅は52μR/hr、新白河駅は40μR/hr、那須塩原駅は46μR/hrで基準を上回りました(単位はマイクロレム/時)。

また、東北新幹線で東京仙台間を片道乗車すると0.4μSV被ばくすることが判りました。


( 1 Sv = 100 R = 100,000 mR 10μSv =1mR 0.01μSv=1μR )



利根川のアユからセシウム1キログラム当たり150ベクレル

群馬県は19日、群馬、埼玉県境の利根川で16日に取ったアユから1キログラム当たり150ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。


新潟市の下水処理場4カ所の汚泥から、最高で0放射性物質のセシウム1764ベクレルとヨウ素221ベクレルが検出された

▽中部下水処理場(同市中央区太右エ門新田)で
セシウム134と137の合計1764ベクレル、
ヨウ素221ベクレル

▽船見下水処理場(中央区船見町1)で
セシウム134と137の合計合計1752ベクレル、
ヨウ素105ベクレル

▽白根中央浄化センター(同市南区根岸)で
セシウム134と137の合計合計306ベクレル、
ヨウ素78ベクレル

▽両川浄化センター(新潟市江南区酒屋町)で
セシウム134と137の合計合計332ベクレル、
ヨウ素77ベクレル。


また、船見下水処理場と白根中央浄化センターの焼却灰から同合計1195ベクレル、同127ベクレルが検出された。


長野県の牧草から放射性セシウム10ベクレル/kg、長野市の汚泥の焼却灰から放射性セシウムを検出

長野県農政部は、16日、県内で採取した牧草を検査したところ、放射性セシウムが10ベクレル/kgを検出したと発表した。




長野県環境部は18日、長野市の千曲川流域下水道の2カ所の終末処理場から出た脱水汚泥の焼却灰から放射性セシウムを検出したと発表した。
いずれも「他県より低い値」としている。



北大農場のホルスタイン牛の原乳からヨウ素131が0.116ベクレル/kg 、セシウム137が 0.176 ベクレル/kg

北海道大学生物生産研究農場の原乳のヨウ素131とセシウム137の分析結果


ヨウ素131ーーーー 0.116 ベクレル/kg
セシウム137ーーー 0.176 ベクレル/kg
セシウム134ーーー0.139 ベクレル/kg



小金井市の ルッコラから セシウム134とセシウム137の計55.18ベクレル/kg(4/15採取) ほうれん草から20.62ベクレル(4/22)

小金井市では、市民団体「小金井市放射能測定器運営連絡協議会」が、市が維持管理する放射能測定器を使って食品に含まれる放射能の測定をしています。

横須賀市の焼却灰から1キロ当たり1万1970ベクレルのセシウム、川崎市では同1万3200ベクレルのセシウム

川崎市「入江崎総合スラッジセンター」(川崎区)13日採取

汚泥からは1キロ当たり140ベクレルのヨウ素と同470ベクレルのセシウム
焼却灰からは同1万3200ベクレルのセシウム


横須賀市「下町浄化センター」(三春町)10日採取
汚泥からは同56・1ベクレルのヨウ素と同388ベクレルのセシウム
焼却灰からは同1万1970ベクレルのセシウム

を検出した。



千葉県0市原市で4月28日、牧草1キロ・グラムから放射性セシウム1100ベクレルを検出

牧草の放射能汚染で放牧自粛の牛、70万頭に

東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故の影響で、東北・関東7県の牧草から、規制値を超える放射性物質が相次いで検出されている。



2011年5月17日火曜日

放射線と体

 放射線と体

武田邦彦教授 (中部大学)5月11日 ホームページより


読者の方から次の記事を送っていただきました。
「爆発翌日、確認しながら公表せず 福島県、国の拡散予測図
福島県は非常時の初期段階で放射性物質の広がりや濃度を予測する国のシステム(SPEEDI)のデータを東京電力福島第1原発1号機が水素爆発を起こした翌日の3月13日に確認したが、公表していなかった。6日の自民党県議会議員会政調会で県が明らかにした。」
本当にひどいと思います。 SPEEDIを管理しているのは、原子力安全委員会ですが、そこが公表しなかったのも問題ですし、また福島県がそれを押さえたとしたら、さらに大きな問題と思います。
というのは、このブログでも再々申し上げていますように、原子力の専門家であれば原発の事故では最初の2週間ぐらいが最も危険で、それを逃げ切ってしまえば、全体の被ばく量を10分の1ぐらいに減らす可能性があるからです。
加えて、原子力は「危険」なので、原子力基本法で「民主、自主、公開」を原則としています.
従って、この「SPEEDI事件」は「国による原子力基本法違反」ですから、法的な追求をするのに該当します.
・・・・・・・・・
もう一つ、国による法律違反が進められています.
それは「校庭の表土を下の土と入れ替える」ということで、これは「汚染された表土」という「放射性廃棄物」を「土の中に無防備に入れる」ことを意味しています.
やがて、梅雨になると下に入れた土から放射性物質が「地下水」に紛れ込むでしょう.
「汚染された表土のような低レベル廃棄物」は厳重に囲った「廃棄物処理場」に格納するのが決まりで、それによって地下水の汚染を防ぎます. 文科省はこのような基本的な法律を違反するというのはどういうことでしょうか。
また、ここでも「民主、自主、公開」の原則は無視され、「土をひっくり返したら地下水が汚染される」という異議を「非民主的」に否定し、「決定の理由の公開(なぜ違反するのか)」もしていません。
・・・・・・・・・
ホットスポットの地図を出しましたので、該当する所の方が大変心配しておられますが、それでも茨城県や栃木県の北部とそれほど大きく違いませんし、放射性物質の飛散は必ずホットスポットを伴いますので、それ事態は異常なことではありません.
ただ、その地域では、東京のようにあまり注意しなくていいという段階になるのが遅れるということですので、少しの間、注意をしていただきたいと思います。
できれば地域で積極的に道路を水で洗ったり、校庭の表土をとったりすれば早く放射線が減ります。
・・・・・・・・・
ところで今日の主題は、「放射線と人体」という事の本質を少し考えてみたいと思います。
人間が放射線に当たるとDNAなどに損傷受けることは知られています。このことは専門家の間ではいわば常識なのですが、それを否定する先生方もおられます.
そこで、わたくしはこの2、3日、100ミリシーベルトまで大丈夫と言っている先生方の著述物をじっくりと読んでみました。
実はその先生がたは、そうそうたるメンバーで、国際的な放射線防護の委員会の委員であったり、国立の放射線防護の関係の研究の方であったり、著名な大学の先生だったりしています。
つまり、今まで「1年1ミリシーベルトという日本の法律を決めてきた人たち」が、「100ミリシーベルとでも大丈夫」と言っておられることに注目して、なにが著名な先生方が突然、法律違反を始められたのか?から考えて見たわけです。
・・・・・・・・・
結論から言いますと、わたくしは著述物や発言を調べて、次のように思いました。
● 10年ぐらい前までは多くの先生方は「少量の被曝でも、量に応じてがんが増えると考えていたこと、
● その後、放射線医療やチェルノブイリの研究等を通じて、少量の被曝では、あまりがんが発生しないこと、治療で少量の被曝を試みてみると、かえってガンが少なくなることもあるなどがわかってきたこと、
● さらにデータを集めたり、国際的に議論をして、今までの基準を変える働きをしようと思っている矢先に、福島原発の事故が起こったこと、
このようなタイミングになったので、先生がたは、
「自分たちで決めた法律を、自分たちが違反する」
という奇妙な状態に陥ったようです。
・・・・・・・・・
次にデータですが、先生方が実験的に得られたデータだけ見ると、低い被曝量のときには、あまり危険性がないようにも見えます。
しかし、2つの問題が残っています.
まず一つは、原理的に考えるとまだまだ不明確であるということです。
放射線というのは大変にエネルギーの強い光ですから、 DNAが放射線の攻撃にあうと、 DNA の一部に損傷が起こることはよく知られています。
たとえば、放射線よりも弱いエネルギーをもつ紫外線でも DNA の上にチミンーチミンと重なっているところは、チミンダイマーが発生し、そこが皮膚ガンの原因になることはよく知られています。
放射線はそれよりも強いので、 DNAに損傷が起こることは間違いありません。
人間は「有機化合物」という比較的、弱い材料で出来ていますし、放射線のエネルギーは有機化合物を破壊するために必要なエネルギーを遙かに超えているからです。
もし「放射線は安全だ」ということになると、皮膚科の先生が注意されている「日光浴は有害だ」というのも間違いになりますし、私が長年、研究してきた「生物類似の材料の劣化」ともまったく一致しません.
・・・・・・
一方、 人間は、自然からのストレスに対して抵抗力で直すことができますが、そのレベルは人間の集団が生きてきた環境に依存します.
この場合は、自然放射線が1年に1.4ミリシーベルトとですので、数ミリシーベルトまでは修復が可能と思います.
でも、たとえば100ミリシーベルトというとそれの60倍にあたります。人間の防御能力が、環境からのストレスの60倍にも耐えられるというのはかなり珍しいと言えます。
・・・・・・・・・
また、「被曝するということは体内に活性酸素ができることであり、放射線によって直接 DNA 等に影響を及ぼすものではない」という考えの先生もられます。
放射線が酸素だけを攻撃して、酸素を活性化するという考えは、今までの学問とまったく異なるので、今までの理論を大幅に修正しなければなりません。
わたくしのように物理とか化学を専門としているものにとっては、放射線のようなエネルギーの強い光が来たときに、酸素だけが励起されて、その他の体を構成する分子に影響が及ばないなどということは、分子の軌道計算などから、到底、納得できないものです。
このように、これまでの学問に真っ向から反する理論というのは、それを国際的に通用させるために相当な時間が必要であるということを意味しています。
この問題は学問だけの問題ではなく、一人一人の健康に影響を及ぼしますから世界的な合意が得られるまでに、ある個人の先生のご意見だけで被曝の上限値を上げることは、人体実験になることを意味しています.
・・・・・・・・・
もう一つは100ミリを主張する先生方のデータの数が少ないと思います。
根拠となっている「放射線治療を受ける人」は、患者の集団としては特殊で、満遍なく100ミリ以下の被爆をした人の健康のデータは示されていません。
また、議論の過程で疑問なのは、医師自身が「わたくしは1年に20ミリずつ被曝しているけれど大丈夫だ」とか、Aという患者は200ミリの治療を受けても、今元気になっているという個別のデータです。
もともと100ミリ以下の被爆の影響は「集団としての発症」を問題にしているのですから。個別の例を示しても反論にはなっていないからです。
これらのことを総合してみると、現在ではやはり国際放射線防護委員会が定めた。1年1ミリの基準を安全として見ることが最も適切あるという結論になります。
・・・・・・・・・
ところで、学校や地方自治体で、
「1年1ミリを越える可能性のある場所でも、このくらいの放射線量なら安全だ」
という人がいるそうですが、法律で1年1ミリと決まってるものを、学校や地方自治体など法律を守らなければならない公共の機関が法律を否定するというのは、よほど考えなければなりません。
学校の独立性といい、地方の時代と言ってきました。普段、それを主張しているのなら、国が法律を破ったときに、自分たちは法律を守って子供たちを大切にするというぐらいの強い決意を示してもらいたいものです。
(平成23年5月11日 午前8時 執筆)

東京都の土壌で放射性セシウムの濃度が1㌔あたり3千ベクレルを超え、東京電力福島第一原発により近い茨城県より高い地点があることが近畿大の山崎秀夫教授(環境解析学)の調査でわかった。

山崎教授らは、4月10~20日に採取した東京都の4地点を含む首都圏の土壌試料を分析した。

東京都江東区亀戸で1㌔あたり3201ベクレル、

千代田区の二重橋横で同1904ベクレル。



弁を開いて炉内の放射性物質を含む気体を排気するベントについては、1号機では12日午前9時15分から、手動で弁を開ける作業に入っていた。2号機は13~15日にかけて2回のベントを試みたが、格納容器の圧力低下は確認できなかった。3号機は13日以降、ベントを複数回繰り返していた

福島第1原発:1号機、冷却装置を手動停止 炉圧急低下

2011年5月14日土曜日

「宮城と南相馬の避難所の違い ~一人っきりの子供がいます~ 」

「この子の父母は恐らく津波で亡くなったということ。
  「ちょっといないんだよね」
  こういう言い方しかなさらないが、周りの方から少し聞いたのだ。
  おじいさまとおばあさまと、この子とで、一旦、新潟の長岡の避難所に移ったとのこと。
  しかし、そこでおばあさまも亡くなって。

  そして、この子が
  「南相馬の子に近づいたらダメ!」 と言われ続け差別を受けたとのこと。
  (それには、小さい子の親御さんは放射線被曝に、より神経質に気を使わなければいけない、という背景もあるのだろうが!)

  最終的に、また、おじいさまとこの子とで、南相馬の避難所に戻ってきたとのこと。」

福島第一原発の1号機で原子炉建屋内、これまでで最も高い放射線量1時間当たり2000ミリシーベルト


原子炉建屋の1階に無線で遠隔操作するロボットを入れて調査した結果、建屋の南東部分にある二重扉の近くで、最大で1時間当たり2000ミリシーベルトと、これまでで最も高い放射線量が測定されました。

「メルトダウン」の影響でこの配管が傷み、高濃度の汚染水が流れ込んで高いレベルの放射線を出している。



「その子の父親は東電の正社員で、11日の地震発生直後、会社に言い残した後、すぐに福島原発から出て行った」「東電だから放射能の恐ろしさを知っているので、自分だけ真っ先に遠くに避難してしまった。」福島第一原発の元女性モニターの証言

「14日に福島第一原発の3号機が水素爆発した後、翌15日〜16日に大量の放射性物質が撒き散らされて、関東にまで達しました。通常の何十倍もの空気中線量が観測された」

「東電社員たちは、あれだけの地震が起こったのだから、原子炉が危ないことを知っていたはず。で、他の人には教えないで、自分たちだけ逃げてましった。
その子の母親が、避難した先の栃木から、危険だから早く、そこから逃げたほうがいいですよ、と私に言っていた」

「その東電の社員は、現場の重要なポストにいた人なのに、機械の運転も放り投げて、自分たち家族だけは、誰にも知らせないで逃げてしまった。
あまりの無責任さに、驚きと憤りを感じている」

「政府は、原子力安全・保安院の職員らを福島第1原発から、およそ5キロのところにある「オフサイトセンター」で待機させていましたが、15日午前、第1原発からおよそ50キロ離れた郡山市まで退避させました。

別の原子力安全・保安院の人間たちは、福島まで逃げて、1週間、戻ってこなかったのです。

政府関係者は、3号機の爆発後、大量の放射性物質が飛んでくることを、しっかり認識しており、真っ先に自分たちは安全な場所に避難していたのです。」

福島県 アユから放射性セシウム720ベクレル

福島県内の淡水魚から規制値を超える放射性物質が検出されたのは初めて。

セシウムはアユから720ベクレル、ワカサギから870ベクレルを検出した。

東京都 浄水場の泥から放射性物質1キロ・グラムあたり最大約10万3000ベクレル

3月28日に泥を採取して調べたところ、

放射性ヨウ素131が1キロ・グラムあたり8万8400ベクレル、
放射性セシウムは同1万4650ベクレル
を検出。



福島第1原発:協力会社作業員死亡 廃棄物処理施設で作業0

東京電力は14日午前、福島第1原発の集中廃棄物処理施設で作業していた協力会社の60代の男性作業員が同日午前6時50分ごろ、体調不良を訴え、9時33分、死亡が確認された。、

男性の同日の被ばく線量は0.17ミリシーベルト


セシウムまた検出 柏崎刈羽原発

東電によると、13日柏崎刈羽原子力発電所の敷地境界の3カ所でセシウム134とセシウム137を検出。

福島第一原発の事故で放出されたものとみられ、3月分の検出値に比べて数十倍〜100倍に上昇していた。

新たに、放射性のニオブ95とテルル129mも検出。

県もこの日、柏崎刈羽原発の周辺で3月に採取した海藻(ホンダワラ)や雨やちり、浮遊じんからごく微量の放射性セシウムと放射性ヨウ素を検出した。



横浜市の汚泥から1キログラム当たり最大3603ベクレルのセシウムなどが検出

横浜市の下水処理場2施設で6日に採取しした最大値は、

脱水汚泥からヨウ素131が696ベクレル(北部)、
汚泥焼却灰ではセシウム137が3603ベクレル(南部)だった。

京都・舞鶴市 生シイタケからヨウ素131が0.29ベクレル、セシウム137が3・0ベクレル検出

調査は関西電力高浜原発(福井県)の放射線監視のため府が年に1度実施。

舞鶴市大山の農家に栽培依頼した生シイタケから1キロあたりでヨウ素131が0・29ベクレル、セシウム137が3・0ベクレル検出された。



先日の福井県の敦賀原発の放射能漏れ事故によるものか?

静岡県菊川市で採取された茶葉(生)から、 放射性セシウムを111.0ベクレル検出

御前崎市で5月2日に採取した茶葉から、
セシウムが1キロ・グラムあたり82.9ベクレル検出された。
過去10年間の最高値は0.19ベクレル

菊川市で採取された茶葉(生)から、
御前崎市の茶葉を上回るセシウムを111.0ベクレル検出。
茶葉10グラムを430ミリリットル、90度の湯で60秒間浸出した「飲用茶」からは4.32ベクレル検出された。

飲用茶は、厚生労働省の暫定規制値500ベクレル

2011年5月12日木曜日

神奈川県平塚市で焼却灰から1キログラム当たり2873ベクレルの放射性セシウム

神奈川県は12日、県が管理する4カ所の下水処理場で6日に採取した汚泥や焼却灰から、いずれも放射性物質を検出したと発表した。


検出量が最も多かったのは相模川流域右岸処理場(同県平塚市)
汚泥から1キログラム当たり482ベクレルの放射性セシウムと同473ベクレルの放射性ヨウ素。
焼却灰からは同2873ベクレルの放射性セシウム、同1177ベクレルの放射性ヨウ素

を検出した。


栃木の牧草また基準値超え 那須塩原市で3600ベクレルと860ベクレル、日光市で3480ベクレルのセシウムを検出。

栃木県は12日、那須塩原市と日光市で3日と5日に採取した牧草の一部から、農林水産省の定めた基準値を超える放射性セシウムが再び検出されたと発表した。

那須塩原市で3600ベクレルと860ベクレル、
日光市で3480ベクレルのセシウム。

乳用牛が食べる牧草の基準値は、
1キログラム当たり放射性ヨウ素が70ベクレル、
放射性セシウムが300ベクレル。

茨城産パセリから放射性物質=規制値の2倍超−新潟県

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011051201017

福島第1原発1号機の燃料、完全露出し溶融

東京電力は12日、福島第1原発1号機で、原子炉圧力容器内の冷却水の水位が想定よりも低く、長さ約4メートルの燃料が完全に露出して、溶け落ちたとみられると発表した。

溶けた燃料は圧力容器の底を傷付け、そこから水や溶けた燃料が外側の格納容器に漏れた可能性もある



一時帰宅 葛尾村内の10日の放射線量は毎時1・2~30・0マイクロ・シーベルトと高い場所も

葛尾村27人も一時帰宅…「自己責任」署名変更

:国の発表によると、葛尾村内の10日の放射線量は毎時1・2~30・0マイクロ・シーベルトと高い場所もあり、緊張した表情を見せる住民もいた。

茨城県 下水汚泥焼却灰から1キロ当たり1万7020ベクレル

検出された放射性物質のうちセシウムは、

那珂久慈が脱水汚泥1キロ当たり493ベクレル、焼却灰同1万7020ベクレル
霞ケ浦が脱水汚泥同716ベクレル、焼却灰同7545ベクレル
さしまが脱水汚泥同252ベクレル(焼却処理していない)―で
ヨウ素はそれぞれ不検出~300ベクレルだった。

山形県で放射性セシウムが土壌1キロあたり13〜183ベクレル検出

4月22日に県立学校の校庭の土壌(深さ0〜5センチ)を採取して分析。

山形市153ベクレル
寒河江市183ベクレル
村山市177ベクレル
新庄市13ベクレル
米沢市84ベクレル
長井市85ベクレル
鶴岡市、酒田市は検出せず。

浜岡原発停止しても大地震で爆発の危険

福島第1原発の4号機で証明されたように
たとえ燃料棒を燃料プールに保管したとしても
電源喪失で冷却不能に陥れば
爆発の危険性がある。


福島第一原発の1号機 燃料が溶けて圧力容器の底にたまり、かろうじて水で冷やされている可能性

福島第一原発の1号機は、
水棺をめざし、
注入が続けられていたが、
計器類の修理の結果、
圧力容器にも格納容器にも
ほとんど水が残っていないことが
報じられました。

これまで4mの燃料棒の半分は水につかってるとしてきたが
すでに溶け落ち
圧力容器の底にたまっていると想定された。

http://www.mbs.jp/news/jnn_4723045_zen.shtml

3号機セシウム134 海への流出確認3万7000ベクレル

11日午前10時半ごろ、福島第一原発3号機の取水口付近にある電線を通す管とつながるピットと呼ばれる作業用の穴に水が流れ込んでいるのを作業員が見つけました
東京電力によりますと、ピットの水からはセシウム134が1cc当たり国の基準の62万倍に当たる3万7000ベクレル検出され、近くの海に設置された特殊なフェンスの内側からも、基準の3万2000倍のセシウム134が検出されたということです。

神奈川・南足柄の茶葉から規制値超す放射性セシウム 570ベクレル0

神奈川県は11日、同県南足柄市で取れた「足柄茶」の一番茶(生葉)から、国の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。
県によると、9日に採取された生葉について、規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える550~570ベクレルが検出された。

2011年5月10日火曜日

タケノコに出荷制限 福島県の6市町村産

福島県の一部で採れたタケノコと、山菜のコゴミ(クサソテツ)について出荷制限の指示を出したと発表した。

対象となるのは、以下の通り。

タケノコ:福島県伊達市、相馬市、いわき市、三春町、天栄村、平田村
コゴミ:福島市、桑折市


下水汚泥の焼却灰から放射性セシウムが3万2千ベクレル検出

栃木県は10日、宇都宮市茂原の下水道資源化工場で、下水汚泥の焼却灰から1キロ当たり3万2千ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。

ほかに大田原市宇田川の北那須浄化センターで4200ベクレル、
日光市町谷の鬼怒川上流浄化センターで4千ベクレルの放射性セシウムが、
下水汚泥から検出された。

茨城の牧草で許容値超すセシウム340ベクレル

石岡市内の牧草から暫定許容値(1キロ当たり300ベクレル)を超える340ベクレルの放射性セシウムが検出

「関東の一部に放射線の強い場所があります。柏、松戸、流山、三郷の4市です。」

元原子力安全委員会専門委員 武田邦彦氏ブログより---

「この方面の汚染は福島から南下した気流に乗って二本松市、郡山市そして白河市まではある程度放射性物質が来ているのですが、宇都宮にはほとんど来ていません。

この原因はまだわかりませんが、汚染の程度は福島市、郡山市等より低く、いわき市や白河と同等と見ることができます。

このようなことはチェルノブイリの被曝図でも同じようになっているので、特に極めて奇妙であるということではありません。

測定値を見ますと、3月末に1時間に0.6マイクロシーベルトぐらいで、現在でも1メートルの高さでも、1時間に0.4マイクロシーベルト近くあります。」


水産物の放射能汚染から身を守るために、消費者が知っておくべきこと


三重大学 生物資源学部 准教授勝川俊雄氏 公式サイト

海に放出された放射性物質はどこに向かうのか?
1-外向きの流れに取り込まれ、外洋へと向かいます
2-沿岸流に取り込まれ、沿岸伝いに拡散していきます




ポイント
●海水の汚染の流出を食い止めるのが重要→安全性の議論ができるのは、汚染の進行が止まってから
●魚は環境の100倍の濃度にセシウムを濃縮する→海水からセシウムが不検出でも安心できない
●放射性物質は、食物連鎖を通して循環する→食物連鎖を通じた移動に注意
●海水魚に蓄積されたセシウムが半分になるのに50日かかる→数ヶ月~数年オーダーで汚染は残る
●汚染の度合いから、浄化に必要な時間の予測は可能



子供に食べさせる場合
子供の健康リスクはわからない部分も多いし、短期的にはヨウ素、長期的にはストロンチウムが心配なので、予防的に避けます。

1.茨城・福島・宮城→放射能流出終了後、安全が確認されるまで徹底して避けます
2.6月ぐらいまでは、大気経由のヨウ素が心配なので、念のため関東の浮魚は避けます
3.生態系全体の汚染状況が把握できるまでは、日本海の魚、神奈川以西の定住魚(プランクトン食ならなお安心)、輸入魚、イカを中心のシフト。

自分が食べる場合
中年&子作り予定無しなので、危険度Cの魚は気にせず食べます。といっても、現状では、危険度A, Bの魚はほとんど流通していないので、普通に買い物してもそれほど目にする機会は無いです。

汚染水の通過経路を外れた魚は、現状では汚染の確率は低いです。移動があるから、確率はゼロではないけど、交通事故みたいなもの。また、汚染されているとしても、数百ベクレル程度だろうから、少しぐらい食べても、大人なら発がんリスクがほんの少し上がるだけ(この根拠は時間があれば、後日書きます)。特に長生きしたいとも思わないので、気にしない。むしろ、神経質になったり、魚を食べずにバランスの偏った食生活を送る方が、健康に悪いと思います。

福島・飯舘村、週末にも乳幼児ら避難開始

福島第1原発事故の影響で全域が「計画的避難区域」に指定された福島県飯舘村は10日までに、今週末にも一部住民の避難を始める方針を固めた。第1陣は乳幼児や妊産婦、幼稚園児がいる約140世帯の約400人で、福島市などの旅館や公務員宿舎に移る。

9日午後の1時間当たりの大気中放射線量が宮城、福島、茨城、千葉の4県で通常値を超えた。

福島第1原発から北西約31キロの浪江町で27.04ミリシーベルト、同約33キロの飯舘村で15.43ミリシーベルト0

焼却灰から高濃度セシウム1万7020ベクレル 茨城の下水処理場

茨城県によると、那珂久慈浄化センター(ひたちなか市)の汚泥の焼却灰から
1キログラム当たり120ベクレルの放射性ヨウ素、
同1万7020ベクレルの放射性セシウムを検出。
霞ケ浦浄化センター(土浦市)の焼却灰からは同7545ベクレルのセシウムを検出した。

さしまアクアステーション(境町)の汚泥からはヨウ素100ベクレル、セシウム252ベクレルを検出した。



チェルノブイリを超えた。チェル最高148~370万、福島300~3,000万ベクレル。8日の共同会見で認める。


セシウム汚染、チェルノブイリ超え





NHKの石川氏の共同記者会見での発言

「航空モニタリングなのですが、私の経験ですけれど非常に有効な手段なので

文部科学省なりしっかり準備を整えて欲しいという事と

その結果見てちょっと驚いたんですけれど。

文部科学省にちょっと、確認なんですけれど。

これ単位、土壌の蓄積量って単位間違えてないですか?

たとえば赤いところってほんとに300万ベクレルなんですか?

あの、セシウム137とかですね・・・


この数値をみるだけだと、ほんとうに驚くべき数値なので、僕は本当に驚いているんですけれど。」

青森県 海藻類から放射性ヨウ素 3・1ベクレル

横浜町で栽培中の食用アブラナから1キロあたり0・7ベクレル、六ケ所村の海岸で採取した海藻類のチガイソから同3・1ベクレルのヨウ素131を検出した、と発表した。

2011年5月9日月曜日

敦賀原発 約7時間で放出された放射線量は約41億ベクレル

2号機は1次冷却水の放射性物質濃度が上昇するトラブルで7日に手動停止した。原電によると、8日朝から、原子炉内にたまった放射性ガス・キセノンなどを同建屋内のタンクに移す作業をしていたが、午後1時ごろから、排気筒付近の放射性ガスの濃度が上昇。

約7時間で放出された放射線量は約41億ベクレルと、原電の年間規定値の約40万分の1で、「周辺環境への影響はない」としている。


体内に放射性物質を取り込む内部被ばくを含めると240ミリシーベルトを超えた作業員も

100ミリ被ばく30人=がれき撤去、防潮堤設置も−福島原発事故・2カ月

女性では2人が、3カ月間の上限量5ミリシーベルトを超えた。


「現在のところ、低線量被曝の健康被害(たとえば晩発性のガン)についての見解は、世界的にみても一致しているわけではありません。」

提言 「福島大学および県は、低線量被曝リスクについて慎重な立場を」
福島大学原発災害支援フォーラム

①ある量以下の被曝はまったく無害とする立場
【フランス医学・科学アカデミー】

②被曝量が下がればリスクは減るものの、どんな低線量でもリスクはゼロではないとする立場
【アメリカ科学アカデミー, 原子放射線の影響に関する国連科学委員会, 国際放射線防護委員会(ICRP)】

③低線量だからといって、必ずしもリスクは小さくならないとする立場
【欧州放射線リスク委員会(ECRR)】

建屋内で700ミリシーベルト、1号機原子炉−福島第1

建屋内で700ミリシーベルト=作業員が測定、1号機原子炉−福島第1

線量を測定した人の被ばく量は2.7〜10.56ミリシーベルトだった。

タケノコ・コゴミから放射性セシウム

暫定規制値を超える放射性物質が検出されたとして、福島県の一部地域のタケノコとクサソテツ(コゴミ)について、出荷制限を指示した。

沖合と敷地からストロンチウム0.036ベクレル

福島第1原発事故 沖合と敷地からストロンチウム

ストロンチウムはカルシウムに似た性質があり、魚などを通じて体内に入ると骨に取り込まれやすい。骨のがんや白血病の原因になる恐れがあると考えられている。

2011年5月7日土曜日

3号機は4月下旬以降、圧力容器の温度上昇 3号機では、燃料棒が入っている圧力容器の下部の温度が7日午前5時現在で149.6度。約110度で安定していた4月下旬と比べ、40度近く高くなっている。

3号機の注水経路を変更へ 東電、炉内への供給量を確保

炉内に水が十分に届いていない可能性がある。

原発から北西方向にセシウム137が1平方メートルあたり300万〜1470万ベクレルの汚染地域が帯状に広がっていた。チェルノブイリ原発事故では、セシウム137が55.5万ベクレル以上の地域が強制移住の対象となった

地表汚染マップ公表。避難地域以外でも広範囲の汚染が明らかに。

航空機計測もとに「地表汚染マップ」 日米共同で製作

http://www.asahi.com/national/update/0506/TKY201105060286.html

小学1年生は卒業までに113ミリシーベルト、中学卒業までに164ミリシーベルトを被ばくすることになり ます。例え半分でも、それぞれ、57ミリシーベルトと82ミリシーベルトです。

児童・生徒の被ばく限度についての 申 入 書

山内知也 神戸大学大学院海事科学研究科教授

「環境汚染の主体になっているのはセシウム-137であって、この核種の半減期は30年です。土壌に付着す
る性質が強いので取り除かれない限りその場に留まって放射線を出し続けます。
1年目が20ミリシーベルト であったと仮定します。次年度に同様な過ごし方をさせますと、ほとんど同じ被ばくを受けることになりま
す。相当の作業と努力がなければ同様な被ばくが2年目以降も続きます。
年当りの被ばく量 累積被ばく量
1年目 20.0ミリシーベルト 20.0ミリシーベルト
2年目 19.5ミリシーベルト 39.5ミリシーベルト
3年目 19.1ミリシーベルト 58.6ミリシーベルト
4年目 18.6ミリシーベルト 77.3ミリシーベルト
5年目 18.2ミリシーベルト 95.5ミリシーベルト
6年目 17.8ミリシーベルト 113.4ミリシーベルト:小学校卒業
7年目 17.4ミリシーベルト 130.8ミリシーベルト
8年目 16.6ミリシーベルト 147.8ミリシーベルト
9年目 16.2ミリシーベルト 164.4ミリシーベルト:中学校卒業
10年目 15.9ミリシーベルト 180.6ミリシーベルト

小学1年生は卒業までに113ミリシーベルト、中学卒業までに164ミリシーベルトを被ばくすることになり
ます。例え半分でも、それぞれ、57ミリシーベルトと82ミリシーベルトです。 」


群馬県 汚泥1キロあたりヨウ素131が86〜100、セシウム134が100〜190、セシウム137が110〜220ベクレル検出された。

群馬県は、下水処理施設の汚泥の放射性物質を初めて測定


汚泥1キロあたりヨウ素131が86〜100、セシウム134が100〜190、セシウム137が110〜220ベクレル検出された。


群馬、牧草からセシウム750ベクレル

基準値を超えたのは検査した6カ所のうち3カ所で、

前橋市で750ベクレル、
高崎市で530ベクレル、
館林市で440ベクレル

乳用牛が食べる牧草のセシウムの基準値は1キログラム当たり300ベクレル。

2011年5月6日金曜日

東京で空気中のちりの中の放射能濃度がもっとも高かった3月15日10時から11時に、東京の空気中に浮かんでいたチリは(立方メートルあたり)、 ヨウ素131が241ベクレル、 ヨウ素132が281ベクレル、 セシウム137が60ベクレル、 セシウム134が64ベクレル でした(放医研データ)。

元原子力安全委員 専門委員
中部大学教授の武田邦彦氏の分析です。

福島原発の爆発があって1日後、東京の空気中の放射線は急激に上昇し、新宿などで1時間あたり1マイクロシーベルトに達していました。
この放射線は福島原発から直接、東京にいる人の体までやってきたのではありません。もし、そうなら放射線は光の速さですから一瞬にうちに来ています。
でも、福島原発から放射性物質のチリが舞い上がり、それが風に乗って東京に来たから1日も経ったのです。

東京で空気中のちりの中の放射能濃度がもっとも高かった3月15日10時から11時に、東京の空気中に浮かんでいたチリは(立方メートルあたり)、
ヨウ素131が241ベクレル、
ヨウ素132が281ベクレル、
セシウム137が60ベクレル、
セシウム134が64ベクレル
でした(放医研データ)。
爆発直後だったので、半減期が8日のヨウ素131と、半減期1時間あまりのヨウ素132が同じぐらいの放射線を示します.
また、半減期2年のセシウム134と半減期30年のセシウム137も同じぐらい測定されています.
・・・・・・・・・
この1時間に東京の人が呼吸することによって被曝する量(被曝期間についてはややこしいので割愛しますが、値は1時間あたりです)は、
ヨウ素131 :   1.65マイクロ
ヨウ素132 :   0.0244マイクロ
セシウム137 :  2.16マイクロ
セシウム134 :  1.18マイクロ
で、合計 5.0マイクロシーベルトにもなっていました(成人、呼吸量22立方メートル、ヨウ素132は係数が低い)。
つまり、外部から1マイクロ、呼吸によって体内に取り込まれた放射性物質による被曝が5マイクロで、合計6マイクロだったことが判ります.

外部被曝より内部被曝が多いことに注意してください。
1年は8760時間ですから、6マイクロに8760をかけると、
東京の人の一年の被曝量予想・・・53ミリシーベルト(1年)
という危険な値だったのです.
私が東京から離れるか、もしくはマスクをつけて口から入る放射性物質を防ぐことが大切と言っていたことに相当します.
・・・・・・・・・
ところが、それから2ヶ月(まだ2ヶ月は経っていませんが)、
東京の空気中の放射線量は、0.07マイクロ(毎時)で、
空間線量率は、ヨウ素131が0.0007ベクレル(立方メートル)、
ヨウ素132は測定出来ないほど低く、
セシウム134が0,0021、
セシウム137が0,0020になっています(公的データだからやや信頼性に不足する)。

2ヶ月で二つの公的データは、1万倍以下になっていることが判ります。
すでに東京では「マスク」は不要になり、食材を注意していれば、空間からは1年に0.6ミリシーベルトの被曝を受けるに過ぎません.
「原発事故は最初の一撃を避ける事」という大原則がデータでも実証されました。政府は国民に逆のこと(最初は「健康に影響はない」、4月に入って「健康に注意」)を言っていましたが、問題でした。
ところで、1年の推定被曝量は、
1)3月に東京にいてマスクをしていなかった人: 2.6ミリ
2)3月に東京にいてマスクをしていた人:    0.7ミリ
3)3月に東京から避難していた人:       0.6ミリ
となります。限度が1ミリですから、3月に東京から離れた人は、これから0.4ミリ分の放射性物質を含んだ食材を食べる「余裕」があるとも言えます.
わずかな期間ですが、最初が肝心です。
(平成23年5月5日 午前10時 執筆)

福島のコウナゴから基準値超2900ベクレルの放射性セシウムを検出 厚労省

福島県いわき市で2日に水揚げしたコウナゴから、暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える、2900ベクレルの放射性セシウムを検出した。

海底の土から、通常の約3万8000倍の濃度の放射性セシウム

高濃度の放射性物質を含む汚染水が海に流出した場所の近くの海底の土から、通常の約3万8000倍の濃度の放射性セシウムを検出したと発表した。

2011年5月3日火曜日

海底深さ20〜30メートルにセシウム134=1300ベクレル、セシウム137=1400ベクレル

福島第1原発:海底2地点から放射性物質検出 (東電発表)
事故に伴う海洋汚染を受け、東電は先月29日に同原発の北約15キロの福島県南相馬市沖3キロの海底(深さ20~30メートル)の土を採取。1キログラム当たりの放射性物質の濃度は、ヨウ素131が190ベクレル▽セシウム134が1300ベクレル▽セシウム137が1400ベクレル。

いずれも通常時の100~1000倍以上の値だという。

内部被ばく臓器 等価線量の積算線量 (3月12日〜3月24日SPEEDIによる試算値)

12日間で100ミリシーベルトのヨウ素内部被曝が、飯舘村、川俣町、南相馬市まで及んでいることがわかる。

(※「SPEEDI」の運用は、文部科学省により原子力安全委員会事務局の執務室に派遣された(財)原子力安全技術センターのオペレーターによって行われている。)

これをみると3月12日の震災翌日から予想データがある。
http://www.nsc.go.jp/mext_speedi/past.html


にもかかわらず、3月23日の発表では、
3月16日より検討をしてきて
3月20日に風向きが変わったので可能となって
3月23日に発表に至ったとある。
http://www.nsc.go.jp/info/110323_top_siryo.pdf

http://www.nsc.go.jp/mext_speedi/0312-0324_in.pdf

2011年5月2日月曜日

2011年5月1日日曜日

「事故時でも無限に被曝してはいけない.被曝量は20ミリに制限し、早くその状態を離脱すること」元原子力安全委員会専門委員 武田邦彦

規制値の再整理
ICRPが事故時には「1ミリから20ミリ」というのは、「20ミリ被曝しても良い」というのではなく、
「事故時でも無限に被曝してはいけない.被曝量は20ミリに制限し、早くその状態を離脱すること」
ということである。

原発事故が起こってから水の基準だけは、もともと甘かったのに、さらに30倍に引き上げられました。
もともと、WHO の基準が1リットル1ベクレル(ヨウ素)ですが、日本の基準は10倍でした。
それをさらに原発事故で300倍まで上げたので、これははっきりと根拠を説明しておかなければなりません。
ちなみにヨーロッパは厳しい基準で、ドイツは0.5ベクレル、アメリカは0.1ベクレルです。

高校1年の渡辺菜央さん(15)は「子供が産めない体になるのではないかと不安」と訴えた。

「結婚して子供産みたい」 東電の住民説明会で怒り、困窮の声

質問に立った高校1年の渡辺菜央さん(15)は「子供が産めない体になるのではないかと不安」と訴えた。東電側が「いろんな対策を取り、そうならないように努めています」と答えると、渡辺さんは「だったら、もっと早く避難を呼び掛けてほしかった」ときっぱり。参加者からは大きな拍手が起きた。

2011年4月30日土曜日

「個別の野菜や牛乳が規制値以下でも安全とは言えない」 お役所は「縦割り」 文科省は空気中の放射線だけを測って「安全だ」と言い、農水省は野菜の汚染だけを測って規制値以下のものを「安全だ」と言います。また水道局は水だけを

元原子力安全委員専門委員の武田邦彦氏の分析です。


市長やお役人は、被ばくする子供や女性のことを考えず、「縦割り行政の範囲では基準内」と言っているに過ぎない

一般人が被ばくして良い限界(自分の体がなんとか被ばくの害を直すことができる限界)は1年1ミリシーベルトで、1時間あたり0.11マイクロシーベルト

「野菜だけが汚染されている」と言うときには、「規制値以下」なら「安全」なのですが、「どこもかしこも汚染されている」という最近のような状態では、
「個別の野菜や牛乳が規制値以下でも安全とは言えない」


福島、茨城の農家や漁業の方が、出荷を自粛してくれたらよいのですが、もし出荷するなら、私たちは自衛のために、北関東と宮城の農作物は遠慮した方が良い


慶応大学医学部の放射線科の近藤誠氏のがんのリスクは、「バケツ」のように考えるとよいというのと一致した「マイナスの貯金」の発想ですね。

外部電源喪失 地震が原因 津波ではなかった!

外部電源喪失 地震が原因
吉井議員追及に保安院認める

原子力安全・保安院の寺坂院長は、倒壊した受電鉄塔が「津波の及ばない地域にあった」ことを認め、
全電源喪失の原因が津波にないことを明らかにしました。



元原子力安全委員会専門委員 武田邦彦氏「さらば! 原子力」

さらば!

「反原発派に取り込まれたのか!」
かつて原子力を共にやってきた仲間からがメールきた。
さらば! 原子力
原子力村に帰ることは、もう許されない。
それで良い。
・・・・・・
この世に生を受け、戦争の惨禍は両親に降り注ぎ、私は戦争のない日本で人生を終わることができた。そして長じて技術者になったが、私の願いは空しく潰えた。
すまない。申し訳なかった。私の思慮が足りなかった。
だから、攻撃は私の罪で受け止める。痛手が身にしみれば染みるほど、子供の被ばくは減る。
遙かに長い未来と夢がある。彼らの夢を壊してはいけない。
でも、久々に楽な気持ちになった。小学校の校庭が3マイクロから0.6マイクロに減ったのだ。万歳!!
・・・・・・・・・
私は何をしてきたのだろう?
電気があればテレビを見ることも出来る。石油は日本にないから原子力・・・浅はかだった。子供を被ばくさせたら、そんなことは何の意味もない.
福島の大地が綺麗になり、笑顔の生活が戻る日まで私はへこたれないぞ。
この野郎!!
(平成23年4月29日 午後10時 執筆)

武田邦彦


東電を潰さない政府案では国民負担10兆円、 解体すれば0.9兆円で済む

大増税路線に騙されるな!
東電を潰さない政府案では国民負担10兆円、
解体すれば0.9兆円で済む
遅れる復興の裏で補償問題だけが進む不思議


仮に補償額が10兆円として、今の政府案のように東電を温存すれば国民負担は8.1兆円にもなるが、東電を解体して電力事業だけを継続させれば国民負担は0.9兆円まで下がる。

1号機の格納容器内部の圧力が昨日1,1気圧まで下がり、1気圧を下回ると爆発が起きる恐れ

1号機の格納容器を水で満たす作業が続いています。内部の圧力が1.1気圧まで下がり、1気圧を下回ると最悪の場合酸素が流入し水素と反応して爆発が起きる恐れがある

学校の放射線基準を年間1ミリシーベルト主張した内閣官房参与、抗議の辞任

小佐古氏は、学校の放射線基準を年間1ミリシーベルトとするよう主張したのに採用されなかったことを明かし、「年間20ミリシーベルト近い被ばくをする人は原子力発電所の放射線業務従事者でも極めて少ない。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」と主張した。

「関東、東北全域の公衆の甲状腺等価線量、並びに実効線量を隠さず国民に開示すべき」「何年も議論になった重要事項をその決定事項とは違う趣旨で「妥当」と判断するのもおかしい」



まだあった!隠された世界版「WSPEEDI」の情報など――内閣官房参与小佐古敏荘氏の辞意表明から読み取れる多くのこと



校庭放射線量」で抗議の参与辞任 東大教授「容認したら学者生命終わり」