2011年5月26日木曜日

葛飾区の水元公園内草地の地表の毎時0・618マイクロシーベルト


共産党都議団によると、学識経験者の協力で都議らが測定した。地上1メートルの地点では、

葛飾区の金町浄水所付近の草地0・3
足立区東綾瀬の草地0・257
江東区亀戸公園敷地内0・186(すべて毎時マイクロシーベルト)

--と、都内東部の放射線量が比較的高かったという。




測定結果について(単位は全てμSv/h)
日本共産党東京都議会議員団

東京都健康安全センターが地上18mでおこなっている環境放射線量測定によると、5月の一日単位の平均値は、0.068〜0.062であった。同センターによると地上1mでもほぼ同様の値であったとしている。しかし、私たちが地上1mでおこなった測定では、この程度の濃度だった地域は大田区、杉並区、町田市など、都内全域で見るとごく限られた範囲であった。比較的高い地域は、青梅市、あきる野市、練馬区が0.09台、江戸川区〜江東区の湾岸地域が0.1台、最も高い地域が足立区〜葛飾区で0.2〜0.3台である。
足立区、葛飾区、江戸川区など東部に0.18〜0.39など高線量率の地域が集中している。豊洲埋立地の高線量率も、東部の高線量率地域と連続するものと考えられる。この地域で地上0mで測定した結果、0.618という地点があった。

江東区から練馬区を結ぶ線以東の地域は年間1mSv以上の放射線量となっている可能性がある。

新宿区内、それも約3.5kmという限られた範囲内の測定でも、0.066〜0.116と大きな開きがある。

同一地域で見ると、草地上部、木立周辺の放射線量が他に比較して高かった。