東京電力は27日午後、汚染水から浄化システムで放射性物質を除去し、原子炉の冷却水に再利用する循環式冷却を始めたと発表した。しかし、約1時間半後に原子炉に水を送るホースが途中で抜けているのが見つかり停止。
流出した水は浄化済みとはいえ、放射性物質はある程度残っている。ヨウ素が1ミリリットルあたり1000ベクレル前後含まれており、海への放出が許される濃度限度の2万5千倍に相当する。セシウムについても限度の200倍を超えている。
中日新聞http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011062890012145.html