2011年4月30日土曜日

「個別の野菜や牛乳が規制値以下でも安全とは言えない」 お役所は「縦割り」 文科省は空気中の放射線だけを測って「安全だ」と言い、農水省は野菜の汚染だけを測って規制値以下のものを「安全だ」と言います。また水道局は水だけを

元原子力安全委員専門委員の武田邦彦氏の分析です。


市長やお役人は、被ばくする子供や女性のことを考えず、「縦割り行政の範囲では基準内」と言っているに過ぎない

一般人が被ばくして良い限界(自分の体がなんとか被ばくの害を直すことができる限界)は1年1ミリシーベルトで、1時間あたり0.11マイクロシーベルト

「野菜だけが汚染されている」と言うときには、「規制値以下」なら「安全」なのですが、「どこもかしこも汚染されている」という最近のような状態では、
「個別の野菜や牛乳が規制値以下でも安全とは言えない」


福島、茨城の農家や漁業の方が、出荷を自粛してくれたらよいのですが、もし出荷するなら、私たちは自衛のために、北関東と宮城の農作物は遠慮した方が良い


慶応大学医学部の放射線科の近藤誠氏のがんのリスクは、「バケツ」のように考えるとよいというのと一致した「マイナスの貯金」の発想ですね。