2011年6月16日木曜日

「本当は避難したいのだと初めて旦那様に逆らった」

さっきまでご夫婦でうちを訪ねてきてくださった方と長い話をしていました。
旦那様はお子さんが雨が降ると休む、
弁当水筒持参、外遊び禁止になっているのを知らず、
奥様を殴り、
奥様はお住まいの地域は子供を育てる線量ではない、
本当は避難したいのだと初めて旦那様に逆らった。
話が平行線で私の所に

奥様が調べたおうちの周囲の線量は年1mSvを超え、
それは旦那様も理解していただけなのですが、
ローンののこった家、
旦那様の仕事、
国からの保障の問題から避難などできない、
子供は学校に行かせるべきと譲らない。
仕方なく現在妊娠中の奥様には席をはずしていただいて、
チェルノの写真を見せました。

線量を比較して、
これから生まれてくるお子さんがこうならない保証はない、
できれば奥様だけでも逃がしてほしいと懇願。
旦那様はやっと身重なのにここまで一人で戦ってきた奥様の手をとって、
すまなかった、こ
こまで築いてきたものがなくなるのが怖かったと。
旦那様も怖かったのです。

ご家族はこの週末には西に避難されるそうです。
帰り際、
奥様の手をずっと旦那さまは握っていました。

家族の避難は大変なこと、だからこそ政府の避難命令がほしいのです。
毎時0.19マイクロシーベルは年間1ミリシーベルト。
お子さんのいるご家庭はぜひ一度話し合ってください。


追記
都内のホットスポットにお住まいのご家族です。
身重の奥様から相談を受けていたので、どうにかならないものかと思っていたのです。
旦那様が奥様とお子さんをちゃんと愛していてくれてよかったです^^

東京在住の外人D51maxさんのツイッターより
http://twitter.com/#!/D51max