2011年6月20日月曜日

「国家戦略室、ここは経産省が乗っ取っているAチームと菅さんが直接連れてきたBチーム(民間人)とがあって Aチームが完全に仕切っている」

国家戦略室、ここは経産省が乗っ取っているAチームと菅さんが直接連れてきたBチーム(民間人)とがあってこれはAチームが完全に仕切っているのですね。

仙谷さんはもう民主党政権になった暮れぐらいまでに洗脳が完全に終わっているのでもう、彼は原子力に対してはダメですよね。それから、玄葉さんも洗脳が完全にほぼ終わっていて

菅さんがいない間に、とにかくこの国家戦略室
実は経産省の出島部隊が政治主動を装いながら実は経産省の役人が全部仕切る
しかも、放射能の5重の壁じゃなくて経産省も5重の壁が作ってあるんですよね。
で、なおかつ詳しい事は経産省の総合資源エネルギー調査会と原子力委員会で決めるというふうになっている。
この人たちってはっきり言ってまな板の上のコイな訳ですよ。

「あんたたちが間違いをやっているわけでしょ」という人たちが自分たちが全部料理しますからっていうんで、料理人の側に回っていて
7日に会議があって事実上エネルギー環境会議の第一回目に相当するのが開かれて、その秘密の議事録を私は入手したのですが、あのぉ、ほんとに原子力政策ありきで
「もう、すでに、安全対策津波対策終わっています。安全です」というふうに
海江田さんが報告しているんですね。
海江田さんが報告するメモは当然経産管理が作っていてもう、「いっちょ上がり」というふうなのが進んでいるわけです。

このエネルギー環境会議で物事を進ませえる中身の食い破りと
上部構造としては例の何故こんなところで不信任案が出るんだというあの不信任案と
しかもそれの根拠になったのは安倍晋三が全くニセ情報で最初の注入がどうのこうのという話しでしょ。

昔民主党の永田議員でしたか?自殺まで追い込まれた虚偽答弁みたいな事を安倍晋三がやっているわけですから、
そんなの本当は追い詰めなければいけないのにそれを追い詰めるメディアはゼロですよね。

で、それがいきなり大連立騒ぎになって、しかも
候補は野田さんとか、これは完全に財務省の傀儡政権で、
増税財務省ラインと原子力経産ライン。
そしてその間をつなぐのが東電ゾンビスキムで
東電を生かさず殺さずで国民の電気料金を垂れ流しながら
今の独占体制を維持しようという
完全に経産省と財務省の傀儡で動く大連立が今動いているわけですよ。



もちろん菅さんは全然万能ではないし、失敗も数々しているんですが
今ここで変わったら完全に昔に戻ってしまうので
最低限菅さんがいる間に全量買い取り制度の道筋をつくって
もう一つは国民がエネルギー政策を開かれた場で議論して
メルケルがやったようにですね
とにかくマラソン会議でも何でもして
もうひと夏中・・もう50年間違えているんですから7月で結論出すなんて無茶苦茶で
徹底的に半年間でも議論して国民が納得するエネルギー政策を作るんだと
もう経産省官僚とかが裏舞台でゴチョゴチョやるのはもう辞めさせると
その道筋を菅さんがちゃんと作ってそれから次の首相にバトンタッチするところまではやらないと

ここは、民主党自民党それから党派の指示とか管さん嫌いだとかあるかもしれませんが
国民のエネルギー政策を作るためのブリッジが出来るのは今菅さんしかいないので
わたしは全然これまで特定の政治家を支持した事はなかったんですが
この瞬間だけは支えないとまずいです
本当にまずいです

岩上:これ、いまものすごくデリケートなところをお話しなさっていて
ちょっと今キョトンとしている方もいらっしゃるかもしれないけど
飯田さんは絶対ご存知、2008年ごろでしたか、経産省の中で

飯田:2004年ですね。核燃料サイクルの話し?

岩上:原発これからもやっていけるかどうかで経産省の中でも割れていた事がある

飯田:2004年ですね

岩上:そうですね。その時ことごとく脱原発派
経産省の中にいた脱原発派をバタバタと潰していった動きをした方がいた

飯田:はい

岩上:その方が今内閣の官房参与の中にいらっしゃる

飯田:はい

岩上:いらっしゃいますよね。望月さん。

その方が書いている絵がある
この人を切れるかどうか・・・その勝負がかかっているんですよね
間違いなく菅さんが今の事をできるかどうかという事は、
そういう人を切り捨てる事が出来るかどうかにかかっているわけですよね

飯田:まぁ、それもそうですけし
民主党の政治主導で完璧に間違ってきたのは
ミイラ取りがミイラになった事をそのまま認めているわけですよ

本来の政治主導は首相、菅さんが海江田さんに
今朝の新聞では事故庁を経産省におこうとした画策があったというのを菅さんが止めたという話があったでしょ
本来だったらそんなふうに役人が暴走する事を海江田さんに「止めろ」と言って指示しなければいけないし
それが出来ない海江田さんは出来なかったら更迭しなければいけないんですよ
それが本当の政治主導でしてね

日本はとにかく妖怪のように官僚が飛び回っていて
本当に自分たちの圏域を守るために今回の事故に関して
全く「へ」とも思っていないですよね

この、財務省も経産省も・・・
彼らがまさに魑魅魍魎(ちみもうりょう)のように動き回る状況をどう抑え込めるか
今国民の声が燃え上がるしかないんですよね

それが無いとエネルギー環境会議で財務省と経産省が思ったとおりのエネルギー政策になり
大連立で傀儡政権が出来て傀儡官僚政権が出来ると・・・
それはまず国民の世論が盛り上がって何とか阻止をするしかないと思いますね


飯田哲也氏のコメントより
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-460.html
*文中「望月」について
望月 晴文=過去に、経済産業事務次官、資源エネルギー庁長官、中小企業庁長官などを歴任。