2011年3月29日火曜日

64歳自殺



みんなぎりぎりで生きているのだと
痛感する。

福島原発の放射線汚染で
出荷停止になった次の日
福島の
64歳の有機農業30年の男性が首つりしたという記事が
真っ先に目に入った。

その隣の記事は
避難所から2キロあまりで
凍死している女性が発見された。
認知症で徘徊が原因だ。

普段の日常生活すら
皆困難をいくつか抱え込んで生活しているので
この非常時が重くのしかかる。

かたや、
しっかり手を握って
抱いて
天井までの津波に耐えた
子ども二人と生還した母子。

この運命を分けるのは
何なのだろうか?

少し落ち着いて
避難生活が日常化するとき
また
大きな不安と絶望に苛まれる、
本当にがんばってほしいと思う。